「フィルターが急にうるさくなった」
「ブーンという低い振動音が止まらない」
「買ったばかりなのに音が気になる」
水槽フィルターの異音は、ほとんどの場合“故障”ではありません。多くはエア噛み・設置面の共振・インペラーの摩耗・ろ材の詰まりが原因です。
この記事を読めば、異音の原因を順番に切り分けて改善できます。
まず確認:異音の種類で原因を絞る
- ブーン(低い振動音) → 設置面の共振・モーター振動
- カラカラ/カタカタ → インペラーの摩耗・汚れ
- ゴボゴボ → エア噛み(空気混入)
- シャー → 流量過多・吸水側の詰まり
原因① エア噛み(最も多い)
フィルター内部に空気が残ると、ゴボゴボ音や振動が出ます。設置直後やメンテ後に起きやすい症状です。
- 本体を軽く傾けて空気を逃がす
- ホースを軽く揺らす
- 再度呼び水を行う
原因② 設置面の共振
モーターの微振動がキャビネットや床板に伝わり、音が増幅される現象を共振といいます。
- 防振マットを敷く
- 設置面の水平を取る
- ホースに無理なテンションをかけない
モーター方式(水中/水上)で音の出方が変わる理由は親記事で整理しています。
原因③ インペラーの汚れ・摩耗
インペラー(羽根)は消耗部品です。汚れや摩耗が進むと回転がブレてカラカラ音が出ます。
- 軸が曲がっていないか
- 羽根が欠けていないか
- スライムやコケが付着していないか
「壊れてから」では遅いことがあります。兆候が出た段階での交換が安全です。
原因④ ろ材の詰まり
ろ材が詰まると流量が低下し、モーターに負荷がかかります。その結果、振動や異音が出やすくなります。
異音が出たときの“最短チェック手順”
- エア抜き
- 設置面の確認(水平+防振)
- インペラー清掃
- ろ材の状態確認
静音性は付加価値。でも最優先は水質の安定
静かでも能力不足なら水質が不安定になります。フィルター選びの優先順位はこちらで整理しています。
まとめ
- まずはエア噛みを疑う
- 次に共振
- 次にインペラー
- 最後にモーター本体
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※最終更新:2026年3月