GEXのオールインワン小型水槽、AQUA-U。
AQUA-Uの特徴や使い方を紹介。
インテリア性の高い小型水槽のレイアウト方法も紹介します。
GEXの小型水槽AQUA-U(アクアユー)は水槽本体とLED照明、フィルターなどがセットになったオールインワン水槽です。
2018年に新発売となったAQUA-Uは小型水槽であり強調しないシンプルなデザインで、インテリアとしての観賞価値を高めてくれます。
アクアユーのセット内容や使い方・特徴やおすすめポイントなどを紹介します。
GEXのAQUA-Uは淡水海水両用
GEXのAQUA-Uは淡水海水両用なので淡水・海水問わず利用することができます。とはいえ小型水槽での海水水槽の維持はかなりレベルが高いものになるので、上級者でなければ難しいでしょう。
現実的には淡水のオールインワン小型水槽として利用 する方が多いのではないでしょうか。
まずはAQUA-Uの紹介の動画など予習としてみてみるのもいいでしょう。
アクアユーは30㎝キューブタイプ水槽で水量は約7ℓ。全体で約9ℓ
アクアユーは次のような画像のレイアウトなどが可能です。
画像だけを見ても小さな水槽であることが確認できると思いますが、 AQUA-Uは幅と奥行きが18㎝で高さが23㎝のハイタイプ水槽のような形状 をしています。
小型ですから水量も水槽だけで約7ℓでフィルター内部には2ℓの容量があり、合計で9ℓ程度の水量となります。
ちなみに小型水槽ではありますが、オールイン水槽のためフィルター部分なども含めれば幅が32.5㎝で奥行きが18.5㎝となります。
AQUA-Uのセット内容を紹介
AQUA-Uのセット内容を紹介します。セット内容は下記画像でも出ていますが、以下のようなものが同梱されています。
- ガラス水槽本体
- LEDライト
- モーター
- ストレーナー・スポンジ
- ベースカバー・パーツ
- ガラスフタ
これ以外に基本的に 必要となるのは水温低下を防ぐための小型ヒーター くらいでしょうか。水量自体がかなり少ないので最小のヒーターで充分ですね。
ヒーターのメーカーにこだわりが特にないのであれば、せっかくですからGEXのヒーターを利用してみてはどうでしょうか。
ちなみにですが、こちらのGEXオートヒーターSH36には次のようなクチコミがありました。参考にしてみてください。
- 使い勝手がいいのでリピート
- 想像以上にコンパクトで使いやすい
- ヒーターが縦置きできるので便利
- 値段の割に良い商品
- カバー付きなので安心できる
- すっきりしていてメンテナンスもしやすい。
- なかなか見栄えが良い。購入を躊躇していたが買ってよかった
AQUA-Uの大きな5つの特徴
AQUA-Uには様々な特徴がありますが、私はその中でも次の5つが大きな特徴だと感じました。
特徴①水槽内に器具を入れないインテリア性重視の一体型水槽
アクアリウムの鑑賞においてどうしても目に入ってしまうのはヒーターやフィルターの吸排水口などの備品などです。仕方ないと言えばそこまでですが、それらがなくなることで水槽内部にはアクアリウムのレイアウトに役立つものだけになります。
AQUA-Uは水槽内に器具を入れないためインテリア性を重視できるのが大きな特徴のひとつだと思います。このようなインテリア性を重視した一体型水槽は一度はチャレンジしてみたいものです。
特徴➁鑑賞の妨げになる器具やコード類を排除して美しさが引き立つ
上記の特徴①に似たようなことになるかもしれませんが、本体のフィルターとLEDライトの電源コードが一本化されているため本体からでるコードはひとつだけです。
ヒーターも必要となりますが、ヒーターのコンセントは本体裏から出せるようになっており、水槽やフィルターの後ろをきれいに通すことでコンセントが見えないように配置することができるようです。
特徴➂ガラスフタが水槽にぴったりで飛び出し事故を予防
一般的なこれまでの水槽にガラスフタを設置する場合は、水槽本体外周よりも小さなフタを入れ込む・落とし込むような感じで設置していたはずです。
しかしAQUA-Uは水槽外枠と同サイズとなっているため、水槽内部にフタを落とし込みたくても落とし込めない構造となっています。
べつに落とさないようにそんなサイズになっているわけではなく、 魚の飛び出し事故を予防するため にこのような構造にしてあるようです。
特徴➃テラリウムなど水位が極端に低くてもレイアウトできる
水位が極端に低くなるようなテラリウムやハイドロカルチャーなどで問題となってくるのはフィルターの稼働です。水位が低いことでフィルターが吸水できないというトラブルはつきものではありますが、AQUA-Uでは極端に水位が低い状況でもフィルターを稼働させることができます。
つまりアクアリウムのジャンルの幅や、レイアウトの幅も大きく広がるというわけです。
特徴➄フィルターにリングろ材の追加ができて濾過強化も可能
アクアリウムにおいてフィルター・ろ過能力の強化というのは永遠の課題だったり、面白さのひとつでもあります。
AQUA-Uでは濾過槽に専用のフィルターを設置させるだけではなく、リングろ材なども追加することができるためろ過能力を向上させることが可能です。
リングろ材を追加することによる濾過強化だけではなく、小型のブラックホールなどを使用することで水をきれいにすることも可能そうです。
ブラックホール・吸着ろ過に関する詳しい記事は下記リンクの記事で紹介しています。
【吸着ろ過】ブラックホールの効果を検証!効果と使い方まとめ
GEX:AQUA-Uのクチコミを参考にしてみよう
まだ発売されて間もないためAQUA-Uのクチコミがまだ少ないのですが、現在出ている分を紹介したいと思います。
★★クチコミが増えてきたら追加で紹介したいともいますのでしばらくお待ちください<(_ _)>
AQUA-UのUシステムを紹介
AQUA-UのUシステムとは水槽内がすっきりとするように器具がまとめられるだけではなく、高性能の濾過を実現したシステムをいいます。
このUシステムは既に特許として登録がされているオリジナルのものになります。
ガラスの水槽と濾過槽が土台部分で接続されておりパイプ見えることがありません。
水槽底面に底面フィルターが設置されており、小型水槽としては充分なろ過を実現することができます。また、濾過槽内にいろんな備品を収納することができるのもUシステムの特徴のひとつです。
AQUA-Uを使った小型水槽のセット・レイアウト方法
小型水槽のレイアウトは小さいだけに簡単なようで奥が深いものですが、具体的にどのようにレイアウトをしているのかをAQUA-Uのレイアウトを一例として動画紹介していきます。
小型水槽はシンプルなレイアウトが似合うことが多いとのことで、今回の一例はまさにシンプルなレイアウトになっています。
陰性水草を石に巻き付けたり活着させたりしたものを中央に設置して後景草にハイグロフィラを数本植えているだけでしたね。簡単にやってありますが私的には同じものを使ってもこうなるのか不安ではあります(;'∀')
とはいえこのように多くの水草を使用しなくてもインテリアとして鑑賞できるほどのレイアウトができるものなのですね。
おわりに
これまでいろんなオールインワンタイプの小型水槽を見てきましたが、今回のAQUA-Uは照明の角度も自由に変えれますし、ろ材の追加もできるので比較的自由度の高いオールインワンタイプの水槽だったと感じています。
ついつい大きな水槽ばかりに目がいってしまって小型水槽は無視してしまいがちですが、こういったシンプルで美しい小型水槽を見せつけられるとやっぱり気になってしまうものですよね( *´艸`)
真夏の暑い季節にはちょっと難しいかもしれませんが、涼しくできる環境があれば季節を問わず通年でAQUA-Uで楽しめるといいですね。
我が家では夏は収納して涼しい時期のみの利用になりそうです(;'∀')