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switchのスーパーマリオジャンボリーの感想と実際

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「スーパーマリオパーティ ジャンボリー」——この名前を聞いたとき、私は確信した。「これは家族の絆を深める最高のゲームに違いない!」と。

そう、8歳になる息子の誕生日プレゼントとして、我が家にやってきたこのゲーム。家族四人、スイッチの前に集合し、ワクワクしながらパーティ開始!サイコロを振り、ミニゲームで大爆笑し、ボーナススターに一喜一憂する……もう、まさに「家族の団らんとはこのことか!」と思うほどの盛り上がりだった。

——が、しかし。

その熱狂は、まるで夏祭りの打ち上げ花火のように、一瞬で消え去ったのである。

最初の数回こそ、「次は誰が勝つか!?」「やったー!ママを追い抜いた!」「えっ!?パパ、今のズルくない!?」とキャッキャウフフの楽しい時間を過ごしたのだが、数日も経たないうちに、息子がひと言。

「なんか、もういいや。」

えっ!? もう!?

あれだけ「やりたい!やりたい!」と言っていたゲームは、すでにホコリをかぶりつつある。思わず、「お、おかしいな……?『ジャンボリー』って、もっと長く楽しめるものじゃなかったっけ……?」と、ゲームのパッケージを見つめ直したほどである。

結局、その後は誰も「マリオパーティやろう」と言わなくなり、リビングの片隅で静かに眠るソフト。まるで、「俺たち、あのときは最高に楽しかったよな……」と、ひと夏の恋を懐かしむ青年のような哀愁を漂わせている。

家族の絆は深まったのか? うん、まあ、最初の数回は確かに楽しかった。息子の誕生日は大成功だったし、家族で笑い合えたことに後悔はない。ただ、ひとつだけ言わせてほしい。

「ジャンボリー、思ったよりショートリーだったな……。」

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