エーハイムアクアコンパクトシリーズについて。
アクアコンパクトの種類は2004と2005の2種類。
使い方もわかりやすく解説します。
特徴は小型水槽に特化した外部フィルター。サブフィルターとしても有用。
エーハイムの外部フィルターと言えば人気の高い商品です。
アクアコンパクトシリーズは小型水槽に特化した小型の外部フィルターです。
特徴はやはり小型水槽に特化しているというところです。
使い方もシンプルですが、わかりやすく解説します。
今回は
エーハイム
アクアコンパクト
特徴
使い方
この4つのキーワードからまとめます。
エーハイムアクアコンパクトシリーズとはどんなもの?
アクアコンパクトシリーズとはエーハイム外部フィルターの中でも、最も小型であり小型水槽用に特化した外部フィルターです。
また「もう少しろ過を強化したい」というときなどにサブフィルターとしての活用も期待できそうです。
流量もダイヤルで調整が可能で使いやすい特徴があります。
アクアコンパクトシリーズの機種の種類
エーハイムアクアコンパクトシリーズには以下のような種類があります。
アクアリウムのジャンル(水草水槽・熱帯魚水槽・海水水槽)や水槽のサイズ・水量によって種類が2004、2005の2機種に分かれます。いずれの種類でも構造は同じですが、入るろ材の量のみが異なります。
エーハイムアクアコンパクトシリーズ・ジャンル別適合機種一覧表
機種名 | 水草水槽の場合 | 一般熱帯魚水槽の場合 | 海水水槽の場合 |
2004 | 45㎝水槽まで | 45㎝水槽まで | 45㎝水槽まで |
2005 | 45㎝水槽まで | 45㎝水槽まで | 45㎝水槽まで |
エーハイムアクアコンパクトシリーズの適合機種としては上記の表のように推奨されているようですね。
2004も2005も両方とも45水槽までが適合としてあるのでなんの違いもないように感じるかもしれませんが、ろ材の入る量がことなります。
2004の濾材容量は0.8ℓで、2005は1.3ℓとなっています。つまり2005のほうがよりろ過が充実していると言えるでしょう。
水草水槽といても生体の数の違いや、熱帯魚水槽でも魚の種類などで水の汚れ方も異なってきます。
サイズを一覧で確認するのはもちろんですが、飼育している生体の数や種類、エサの頻度なども考慮して選ぶことが大切そうですね。
ろ材のセットの手順
エーハイムアクアコンパクトシリーズの2004機種を一例として、ろ材のセット方法を紹介します。セットは、下層から順番にみて以下のようにセットすることが推奨されています。
アクアコンパクトのセット手順の動画がありましたのでぜひ参考にしてみてください。
ちなみにアクアコンパクトシリーズはろ材もセットとなっているのでろ材の組み合わせにも悩むことがなく使用することができます。
ろ材① 粗目フィルターパッド(生物ろ材)
まずは最下層に粗目フィルターパッド(生物ろ材)を入れます。
粗目なので通水性を妨げずにゴミやフン、エサの残りなどをキャッチしてくれるようです。また、ろ過バクテリアが定着することで生物ろ過を行います。
ろ材② エーハイムサブストラットプロレギュラー(生物ろ材)
エーハイムサブストラットプロレギュラー(生物ろ材)をセット。多孔質ろ材は表面積が広いので、それだけ多くのろ過バクテリアが定着することができ、より強力に生物濾過を効かせることができます。
有害なアンモニアをより害の少ない亜硝酸へ変化させ、さらに毒性の少ない硝酸塩に分解してくれます。
ろ材③ 細目フィルターパッド(物理ろ材)
細目フィルターパッド(物理ろ材)により、粗目フィルターパッドではキャッチでいなかった細かな魚のフンやごみなどをキャッチし、水槽内にゴミなどが流入することを防ぎます。
エーハイムエココンフォートシリーズではこのような順番でろ材を入れることを推奨しています。
ろ材を入れる順番についてはこれ以外の考え方もありますが、エーハイムは何度も試行錯誤を繰り返してこの結果に至っていると考えます。
私たちが持論でろ材の順番を考えてセットするのも面白いと思いますが、まずはエーハイムの推奨する方法でセットしてみると間違いはないのではないでしょうか。
エーハイム外部式フィルターの長所について
エーハイムアクアコンパクトシリーズだけに限らず、
エーハイムの外部フィルターは次のような長所があると紹介されています。
静音性が高い
外部フィルター自体がフィルターの中では最も静音性の高いものですが、その中でもエーハイムの外部フィルターはトップクラスの静音性があると好評です。
水槽から距離を置いてセット可能
密閉構造というだけではなくモーターも強力であるため、水槽の設置場所の雰囲気や水槽周囲の状況に合わせてエーハイム外部フィルターを水槽からある程度の距離を置いても設置することができます。
離せる距離については各機種で異なるのでマニュアルでの確認が必要です。
ろ過能力が強力
それぞれの機種に合わせた純正の専用パッドや多孔質ろ材でバクテリアの定着に定評のあるエーハイムサブストラットプロなど品質の高い高性能な専用ろ材を利用することで、より強力なろ過を実現することができるといわれています。
ろ材のメンテナンスが容易
外部フィルターはメンテナンスが大変というイメージがありますが、エーハイムが独自に開発したダブルタップの採用などでフィルター本体やフィルターケースを運ぶ際に床に水をこぼすリスクを最小限にとどめることができます。
アクセサリー・パーツが豊富
エーハイム外部フィルターは水流の強弱やプレフィルターなど、多種多様なアクセサリーがそろっています。自分の理想に近いようなセッティング、ニーズに合ったセッティングができることでしょう。
信頼性が高い
エーハイムの外部フィルターが人気なのはその性能によるものです。
設計に無理がなく、高品質の資材で高精度に作られたエーハイムの外部フィルターの信頼性はトップクラスです。
メンテナンスをしっかり行えば10年以上使用することも可能です。
ユーザーサポートも
エーハイムのユーザーサポートではエーハイム外部フィルターの利用者の製品に関するいろんな質問や要望などにメールや電話などで応えてくれます。
価格に見合ったクオリティーを保証すると言っている
エーハイム外部フィルターは他社の外部フィルターよりも高価という声もあるそうです。
しかし高品質で高性能を実現するためには妥協ができないとのことで、安く販売することができないと言っています。
安価であることがすべてにおいて「良いこと」ではなく、優先すべきは高品質で高性能であることだとであり、価格に見合ったクオリティーを提供するとのことです。
このような長所があります。
確かにエーハイム外部フィルターを実際に10年程度使い続けている人もいますし、それだけの魅力があるのだと思います。
アクアコンパクトの歴史はまだ浅いですが、エーハイム外部フィルターの基本的な理念は引き継いでいることでしょう。
セットできるおすすめのアクセサリー・パーツ
エーハイムにはたくさんのアクセサリーがあることを言いましたが、アクアコンパクトシリーズで効果的に利用できるパーツはフレキシブル排水口です。
他のパーツも接続できるかもしれませんが、もともとの流量が少ないので有効に活用できるかははっきりとは言えません。
アクアコンパクトシリーズでは利用できないかもしれませんが、エーハイム外部フィルターで利用できる、とくにおすすめのアクセサリーを紹介した記事があります。
アクセサリー・パーツについては記事を参考にしてください。
水流を強くするもの・弱くするもの、パイプの固定を美しく見せるものなど様々です。
アクセサリー・パーツに関する記事はこちら
↓↓↓
エーハイム外部フィルターに接続できるパーツ・オプションの種類や使い方
まとめ
エーハイム外部フィルターは昔から人気の高い商品です。
アクアコンパクトはサブフィルターとしての使い方も有効です。
特徴としてはアクアコンパクトシリーズはエーハイム外部フィルターのシリーズの中で
最もコンパクトサイズであり、45㎝以下の水槽のろ過器として最適。
使い方としても
ろ材が初めからセットとしてついているので、
初期の濾材の購入に困る・悩むことがない。
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