エーハイムの外部フィルターの根強い人気。
500シリーズはとくに人気が高い機種。
特徴はシンプルな構造で使いやすいこと。
使い方は簡単なのにろ過能力は高いことでも人気です。
エーハイムの商品は人気が高く、
“外部フィルターと言えばエーハイム”
という方も多いものです。
エーハイムの外部フィルターのなかでも
500シリーズについて紹介します。
特徴としては
500シリーズはシンプルな構造ですがとても人気が高いものです。
使い方もシンプルなのにろ過能力はしっかりしているため
昔から人気のある種類です。
今回は
エーハイム
500
使い方
この3つのキーワードからまとめます。
エーハイムフィルター500シリーズとはどんなもの?
500シリーズとはビギナーでも簡単にセットアップできます。
外部フィルターの初心者はもちろんですが、中級者から上級者のアクアリストまで幅広く愛用されているシリーズです。
エココンフォートやアクアコンパクトではもの物足りない…という方にはエーハイムフィルター500がいいのではないでしょうか。
エーハイム外部フィルター500シリーズの機種の種類
外部フィルターではほかのシリーズには数種類の機種がありますが、500シリーズはこの1機種しかありません。
エーハイムフィルター500シリーズ・ジャンル別適合機種一覧表
機種名 | 水草水槽の場合 | 一般熱帯魚水槽の場合 | 海水水槽の場合 |
500 | 45~75㎝ 水槽 | 45~60㎝ 水槽 | 45cm 水槽 |
エーハイム外部フィルター
500シリーズの適合機種としては
上記の表のように推奨されているようですね。
水草水槽といても生体の数の違いや、熱帯魚水槽でも大型魚・小型魚などで水の汚れ方も異なってきます。
サイズを一覧で確認するのはもちろんですが、飼育している生体の数や種類、エサの頻度なども考慮して選ぶことが大切そうですね。
ろ材のセットの手順
フィルター500シリーズ外部フィルターの濾材のセットは、下層から順番にみて以下のようにセットすることが推奨されています。
エーハイム2213のセット方法の動画が下記ですが、500も同じセット方法になるので参考にご覧になってみてください。
500フィルターろ材① エーハイムメック(リングろ材)
まずは最下層にエーハイムメックなどのリングろ材を入れます。
リングろ材はセラミック製やガラス製がありますが、いずれも丈夫ですし中央に穴が大きくあるため通水性を妨げずにゴミやフン、エサの残りなどをキャッチしてくれるようです。また多孔質であるため、ろ過バクテリアの定着により生物ろ過も期待できます。
500フィルターろ材② 粗目フィルターパッド
粗目フィルターパッドなど、粗目の生物濾過ろ材をセット。
粗目物理ろ過を通過したゴミやフンなどをキャッチすることはもちろんですが、ろ過バクテリアが定着することもできます。
500フィルターろ材③ エーハイムサブストラットレギュラー
エーハイムサブストラットプロレギュラーのように球状で多孔質なろ材を詰めます。
多孔質ろ材は表面積が広いので、それだけ多くのろ過バクテリアが定着することができ、より強力に生物濾過を効かせることができます。
有害なアンモニアをより害の少ない亜硝酸へ変化させ、さらに毒性の少ない硝酸塩に分解してくれます。
500フィルターろ材④ 細目フィルターパッド
細目フィルターパッドでは目が細かかく、ここまで通過して生きた微小なゴミなどを濾し取り、水槽内に流入するのを防ぎます。
500フィルターろ材⑤ 活性炭フィルターパッド
活性炭フィルターパッド等をいれます。吸着ろ過とは流木などからでる黄ばみ(アク)やニオイの原因となるものをろ材が吸着して水槽内に戻さないようにするものです。水の透明度が上がったり、臭いが少なくなる効果があります。
エーハイム外部フィルター500シリーズではこのような順番でろ材を入れることを推奨しています。
ろ材を入れる順番についてはこれ以外の考え方もありますが、エーハイムは何度も試行錯誤を繰り返してこの結果に至っていると考えます。
私たちが持論でろ材の順番を考えてセットするのも面白いと思いますが、まずはエーハイムの推奨する方法でセットしてみると間違いはないのではないでしょうか。
エーハイム外部式フィルター:の長所について
エーハイム外部フィルター500シリーズだけに限らず、エーハイムの外部フィルターは次のような長所があると紹介されています。
エーハイム外部式フィルター:静音性が高い
外部フィルター自体がフィルターの中では最も静音性の高いものですが、その中でもエーハイムの外部フィルターはトップクラスの静音性があると好評です。
エーハイム外部式フィルター:水槽から距離を置いてセット可能
密閉構造というだけではなくモーターも強力であるため、水槽の設置場所の雰囲気や水槽周囲の状況に合わせてエーハイム外部フィルターを水槽からある程度の距離を置いても設置することができます。
離せる距離については各機種で異なるのでマニュアルでの確認が必要です。
エーハイム外部式フィルター:ろ過能力が強力
それぞれの機種に合わせた純正の専用パッドや多孔質ろ材でバクテリアの定着に定評のあるエーハイムサブストラットプロなど品質の高い高性能な専用ろ材を利用することで、より強力なろ過を実現することができるといわれています。
エーハイム外部式フィルター:ろ材のメンテナンスが容易
外部フィルターはメンテナンスが大変というイメージがありますが、エーハイムが独自に開発したダブルタップの採用などでフィルター本体やフィルターケースを運ぶ際に床に水をこぼすリスクを最小限にとどめることができます。
エーハイム外部式フィルター:アクセサリー・パーツが豊富
エーハイム外部フィルターは水流の強弱やプレフィルターなど、多種多様なアクセサリーがそろっています。自分の理想に近いようなセッティング、ニーズに合ったセッティングができることでしょう。
エーハイム外部式フィルター:信頼性が高い
エーハイムの外部フィルターが人気なのはその性能によるものです。
設計に無理がなく、高品質の資材で高精度に作られたエーハイムの外部フィルターの信頼性はトップクラスです。メンテナンスをしっかり行えば10年以上使用することも可能です。
エーハイム外部式フィルター:ユーザーサポートも
エーハイムのユーザーサポートではエーハイム外部フィルターの利用者の製品に関するいろんな質問や要望などにメールや電話などで応えてくれます。
エーハイム外部式フィルター:価格に見合ったクオリティーを保証すると言っている
エーハイム外部フィルターは他社の外部フィルターよりも高価という声もあるそうです。しかし高品質で高性能を実現するためには妥協ができないとのことで、安く販売することができないと言っています。
安価であることがすべてにおいて「良いこと」ではなく、優先すべきは高品質で高性能であることだとであり、価格に見合ったクオリティーを提供するとのことです。
このような長所があります。確かにエーハイム外部フィルターを実際に10年程度使い続けている人もいますし、それだけの魅力があるのだと思います。
セットできるおすすめのアクセサリー・パーツ
エーハイムにはたくさんのアクセサリーがあることを言いました。
種類が多いのですべて挙げるときりがありませんが、とくにおすすめのアクセサリーを紹介した記事があります。
アクセサリー・パーツについては記事を参考にしてください。水流を強くするもの・弱くするもの、パイプの固定を美しく見せるものなど様々です。
アクセサリー・パーツに関する記事はこちら
↓↓↓
エーハイム外部フィルターに接続できるパーツ・オプションの種類や使い方
エーハイムフィルター500とクラシックシリーズ2213の違い
知っている人もいるかもしれませんが、性能的にはエーハイムフィルター500とクラシックシリーズの2213の両商品はろ過容量も適合水槽も全く同じです。
何かしら異なる点はあると思うのですが、大きな違いはないと感じます。
金額的には2213よりも500のほうがやや安価であるため、中級者から上級者まで500シリーズを選んでいるという可能性はあります。
まとめ
エーハイム500シリーズはビギナーでも比較的使いやすいタイプである。
500シリーズは1機種のみである。
使い方は非常にシンプルで初心者から上級者まで愛用されています。
クラシックシリーズ2213と同等の性能であり、
違いが分かりにくい。ただし、500シリーズのほうがやや安価である。
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