金魚の飼育でもベアタンクが選ばれることが多くあります。
ベアタンクで金魚を飼育する理由は何なのでしょうか。
メリットがあるからこそ選ばれるベアタンク。
金魚の飼育にはベアタンクが適していると聞いたことがあるでしょうか。“ベアタンクってなに?”という方もいるかもしれませんね。
ベアタンクを知らない方もいると思いますが、メリットがあるからこそ金魚水槽にはベアタンクがいいと言われているのです。
ベアタンクとはなんなのか。メリットはどんなものがあるのか。金魚にべタンクが適しているのはなぜなのかを考えてみましょう(^^♪
ベアタンクとは何ぞや!
ベアタンクというのは“砂利や土・砂などを入れない水槽”のことです。つまり底面がガラスむき出しの水槽です。
ベアタンクでは砂利などがないため、人工的な冷たい感じを受けると考える人もいるかもしれませんね。しかし、ベアタンクが選ばれているというのはメリットがあるからにほかなりません。
メリット:ベアタンクが選ばれる理由は
金魚の飼育でベアタンクにするメリットはどんなものがあるのでしょうか。
メリット①:メンテナンスがしっかり・容易に出来る
底床材(砂利等)がないため、糞や食べ残しなどがあれば一目瞭然です。金魚のフンは大きく量が多いので汚れ・ゴミが目につきやすいものです。ベアタンクなら汚れがどこにあるかわかりやすいので、水換えのときにゴミを吸いだすのが簡単に出来ます。
底床材の隙間などにもゴミが入り込みやすく、底床材を利用していればプロホースなど底床掃除専用の物を利用しないと底床の掃除ができません。ベアタンクではその心配がなくなります。
メリット②:水槽全体の重量が軽くなる
金魚水槽にかかわらず、砂利などを入れるとどうしても水槽全体の重量がかさばります。
ベアタンクでは底床材を使用しないので無駄に重くならず、床や水槽台を痛めないというメリットがあります。
メリット③:嫌気性バクテリアが発生しない
底床への通水性が悪いと酸素が行き届かない場所が底床に発生します。そうすると生体には有害な嫌気性バクテリアが発生してきます。
ベアタンクでは通水性が悪くなることが無いので嫌気性バクテリアが発生することがありません。
メリット③:べタンクなら底床材の費用がかからない
砂利だとあまり高価ではありませんが、ソイルになると値段が高くなります。ベアタンクは底床材が不要なので費用がかかりません。
これらのメリットがありますが金魚の育成にどう関係するのでしょうか。
金魚にベアタンクが適している理由
上記のメリットをおさえたうえで金魚の飼育にどう適しているのか考えてみましょう。
ベアタンクで金魚を飼育するメリットはこれ!“メンテナンスしやすい”ということです。
金魚は大食漢ですし、そのぶんフンの量も多くなります。砂利などがあるとフンが見つけにくく、水換えのときにフンなどが水槽内に残ったままになります。
そうなると水質の悪化ははやくなるので、メンテナンスがしやすいという事は金魚にとってもメリットになり、金魚飼育に適していると言えるでしょう。
まとめ
デメリットをあえて挙げるのであれば水草を植えることが出来ないという事がありますが、金魚は水草を食べる為、水草鑑賞と金魚鑑賞は同時には難しそうです。
ベアタンクとは底床材を使用しない水槽を指します。
メリットは金魚に関わるものとしては“メンテナンスしやすく水質を悪化させにくい”という事が挙げられます。
金魚にベアタンクが適してる理由は理解してもらえたでしょうか。
砂利が入っていると悪いと言う訳ではありませんが、もし“金魚飼育がうまくいかない”と悩んでいるならベアタンクを試してみてはどうでしょうか。
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