ブラックホールとはどんなものか。
効果を実際に検証し、画像で解りやすく報告!
使い方も図・画像で解りやすく紹介します。
ブラックホールの効果や使い方のまとめ!
ブラックホールはキョーリンから販売されている吸着ろ材です。
効果が非常に高いと人気の吸着ろ材、ブラックホール。
使い方も簡単で誰にでも容易に利用することができます。
今回は、ブラックホールという吸着ろ材の効果や使い方を、画像や図を使って解りやすくまとめました。
実際に使用してどのような効果があったのかを検証した結果も紹介します。
ブラックホールの効果を知りたい人、使い方を知りたい人、使用を迷っている人は必見です。
ブラックホールはどんなものか
ブラックホール とは「キョーリン」が製造している 吸着ろ過のろ材 で、下の画像のような外観をしています。
ブラックホールの効果!吸着できるもの
吸着ろ材で吸着できるものを少し紹介しましたが、ここではブラックホールが 何を吸着できるのか を紹介します。
ブラックホールで吸着できるものは以下のものです。
-
・ 黄ばみ
・ 臭気
・ フェノール類
・ トリハロメタン
・ 残留塩素
・ 魚病薬色素
・ 重金属
このようにいろいろ書いてありますが、あまり難しいことは考えずに「黄ばみ・アクを除去したい!」と、単純に考えて使用している人がほとんどではないかと思います。
個人的にブラックホールは、流木から出る黄ばみ・アクなど、色素による ブラックウォーターを改善 や 飼育水の悪臭の改善 ができるものとしてとらえています。
ブラックホールでは アンモニアは吸着できない とされています。
メーカー側は「アンモニアを吸着しない」といっているのですが、ユーザーからはアンモニアを吸着してくれている・アンモニア値が下がったという意見も出ているようです。
しかしメーカー側は「吸着しない」といっているので、アンモニアを吸着目的でブラックホールを使用するのはやめておいた方がいいでしょう。
吸着ろ過について
吸着ろ過とは、ろ材その物に流木から出る黄ばみや、臭い成分、その他残留塩素やトリハロネタンをなどを吸着するものをいいます。
吸着ろ過のろ材にも種類があり、アンモニアを吸着してくれるろ材もあります。
ブラックホールの3つの種類
ブラックホールには3つの種類があります。
種類といっても効果はどれも同じで、適応水槽のサイズが異なるだけです。
ブラックホールの3つの種類は次の3つです。
小型水槽・外掛け式にもぴったり、ブラックホール・ミニ
外掛け式の純正フィルターをセットしても、小さな隙間に入れ込んで使うことができます。
外掛け式だけに限らず、小型の上部フィルター等にも最適です。
60㎝水槽用のブラックホール
60㎝水槽用のブラックホールです。
外部フィルターや上部フィルターだけにしか使えないと思われがちですが、大き目の外掛け式フィルターにも使用できます。
60㎝用の上部フィルターや外部フィルターにはそのまま入れることができますが、45㎝水槽ではろ材のサイズがやや大きいかもしれません。
入れにくいときはブラックホールの袋を破り、目の細かい洗濯ネットなどに入れて、隙間に埋め込むような使い方でもかまいません。
外掛け式フィルターに関する詳しい記事はこちらから
↓↓↓
外掛け式フィルターの特徴と使い方。簡単な改造や工夫で濾過強化も!
大型水槽にもブラックホール
小型水槽から大型水槽までこなせるラインナップのブラックホール。もちろん大型水槽用のブラックホールもあります。
ブラックホールの使い方
それではブラックホールの効果的な使い方を紹介します。
いくつかの図をつけているので参考にしてください。
ブラックホールを外部フィルターで使う
外部フィルターでブラックホールを使う場合は下の図を参考にしてください。
私はブラックホールが目詰まりしにくいようにウールマットの上にブラックホールを設置していました。
外部フィルターに関する記事はこちらから
↓↓↓
外部フィルターの効果。外部フィルターはメリットだけじゃない、デメリットも!
ブラックホールを上部フィルターで使う
ブラックホールを上部フィルターで使う場合は、下の図にようにウールマットの下に入れ込みます。
ブラックホール下の生物ろ過ろ材への通水性が気になる場合は、最下層・生物ろ材の下にいれても良いですね。
上部フィルターに関する記事はこちら
↓↓↓
上部フィルターの使い方!特徴をメリット・デメリットから紹介
外掛け式フィルターでブラックホールを使う
小型水槽用のブラックホールは外掛け式フィルターの隙間にも次の図のように入れ込むことができます。
外掛け式フィルターに関する記事はこちらから
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ブラックホールの交換時期について
ブラックホールの交換時期については 2か月 をメーカーが推奨していますが、水槽の環境によっては吸着の限界に達することが早まることもあれば、遅くなることもあります。
例えば同じ60㎝水槽でも、流木を大量に入れている水槽と、全く入れていない水槽を比べれば、流木を大量に入れている水槽の方が吸着する物質が多いのは間違いありません。
環境次第では2か月かからずに吸着の限界を迎えることもあるでしょう。
そのため実際には「2カ月後とに交換」といいきることはできません。
もちろん、メーカーの推奨する期間で交換するのがベストだと思います。
とはいえ、ブラックホールの交換にもお金がかかります。
もし流木を入れているなら、「 飼育水が濁ってきた・黄ばんできた と感じたら交換」というような基準を自身で作ってもいいのではないかと思います。
私は飼育水の透明度が低下してきたタイミングで、ブラックホールを交換しています。
ブラックホールの効果を検証してみた
それでは、ブラックホールを実際に使用・検証してどうだったのか。
検証方法とその結果を報告します。
ブラックホールの効果の検証方法・条件
検証に使用したのはNISSOの曲げガラス60㎝水槽で、トリートメントタンクとして設置しているので生体はいません。
上部フィルターを設置しているので、ウールマットの下に60㎝用のブラックホールを入れ込みました。
検証結果報告
それでは上記の条件での検証結果を画像を交えながら、検証の結果を報告します。
ブラックホール投入直後
ブラックホール投入時は下の画像のように、明らかに流木のアクでブラックウォーターになっていました。
「3時間も経てばずいぶん違うだろう」と思ってましたが、全然変化がありませんでした。
投入から3時間後
ブラックホール投入から3時間後の画像です。
黄ばみがちょっとだけ薄くなってきたように見えます。
「これは期待できる!あと5時間後(投入から8時間後)には!」
と思っていましたが、急用が入ってしまい…
投入から5時間後は観察できず…
投入から12時間後
本当は6時間後をチェックしたかったのですが、急用でチェックできず…
ブラックホール投入から12時間後が下の画像です。
画像を見てもらえばわかりますが、
黄ばみは全くないと言って良いでしょう!
ちなみに右下が茶色いのは水の淀みでコケが生えている感じなので
ブラックホールではどうしようもありません。
もしかしたら投入10時間後にはとっくに透明な水になってたのかもしれませんが…
証拠がないのでそうは言えません。
ブラックホールの検証まとめ
簡単にまとめると ブラックホール投入後、12時間で透明な水になるという結果になりました。
個人的にはかなり満足をしているのでリピーターでもあります。
ブラックホールを使って感じたメリット・デメリット
今回の検証以前から使用しているブラックホールですが、実際に使用して感じているメリット・デメリットを紹介したいと思います。
ブラックホールのメリット
ブラックホールを使って実際に感じたメリットは以下のことです。
-
・色素吸着効果が高く、即効性がある!
・みんなに 水がきれい! と褒められる!
・水も全然臭わない
・フィルターに入れ込むのにもかさばらない
・他の活性炭ろ材よりも効果は確実!
とにかくブラックホールはイチ押しです!
ブラックホールのデメリット
ブラックホールのデメリットを感じることは今ではありませんが、思い返してみたいと思います。
-
・初めに買うときは他の活性炭濾材よりも高価で買うのを躊躇する
・人気があるが本当に効果があるのか不安
・消耗品である
・水をきれいにするのにブラックホールに頼ってばかりになってしまう
・一度使用するとリピートしてしまう。中毒性がある…やめられない…
あくまで個人的に感じたデメリットです。
ブラックホールのクチコミも紹介
私のブラックホールの口コミはここに記載してきたすべてですが、他の方がどのような評価をしているのか少し紹介します。
ガーデニング・ペット用品などの販売で有名な【チャーム】さんの口コミをお借りします。
引用文章よりも信用性のある下の画像を参考にしてください。
チャームだけでは信用できないという人のために、アマゾンからも口コミを引用させてもらいましょう。
いかがでしょうか。
アマゾンでもこのような口コミがありますね。レビューの星の数を見ても、効果は信頼できるものだと思います。
まとめ
ブラックホールの効果を検証してみました。
効果を検証した結果として、
“取説通り使用すれば12時間で水は透明になる”という結果になりました。
黄ばみは流木から出てくるものが主ですが、
臭いなども吸着できるブラックホール。すごいですね。
アクそのものは悪影響はありませんが、ブラックウォーターでは見た目が悪いと感じる人もいます。
黄ばみ・臭いなどで悩んでいる方はぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
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