キョーリンブラックホールとは
キョーリンブラックホールとは、観賞魚メーカー「キョーリン」が販売している水質浄化用のろ材です。
主に活性炭の吸着作用を利用して、水槽の水を透明にする目的で使用されます。
水槽では以下のような原因によって水が黄ばんだり、においが出たりすることがあります。
- 流木のアク
- 魚の排泄物
- 餌の残り
- 有機物の蓄積
- 水槽内の老廃物
このような物質を活性炭が吸着することで、水の透明度を高めることができます。
ブラックホールは特に黄ばみ除去に強いろ材として知られており、
流木を多く使ったレイアウト水槽や、水の透明感を重視する水槽でよく使われています。
キョーリンブラックホールの効果
キョーリンブラックホールには主に以下の効果があります。
水の黄ばみを除去する
水槽の水が黄色くなる原因の多くは、流木から出るタンニンなどの色素です。
ブラックホールは活性炭の吸着力によって、こうした色素を取り除き、水を透明に近い状態にします。
特に流木レイアウトの水槽では、使用することで水の透明度が大きく改善されることがあります。
においの原因物質を吸着する
水槽のにおいは、餌の残りや魚の排泄物などから発生する有機物が原因になることが多いです。
ブラックホールはこれらの物質を吸着することで、水槽のにおいを軽減する効果も期待できます。
水の透明度を上げる
水槽の水がうっすら濁っている場合でも、ブラックホールを使用することで透明度が上がることがあります。
そのため
- 観賞性を重視した水槽
- 写真撮影をする水槽
- レイアウト水槽
などでも使用されることがあります。
キョーリンブラックホールの使い方
ブラックホールの使い方は非常に簡単です。
基本的にはフィルターの中に入れるだけで使用できます。
外部フィルターの場合
外部フィルターを使用している場合は、ろ材バスケットの上部に設置するのがおすすめです。
一般的な配置例
- 下段:生物ろ材
- 上段:ブラックホール
この配置にすることで、生物ろ過を妨げにくくなります。
上部フィルターの場合
上部フィルターの場合は、ろ材の一番上に置くのが基本です。
水が最後に通る場所に配置することで、吸着効果を発揮しやすくなります。
キョーリンブラックホールのメリット
水の透明度が上がる
ブラックホールの最大のメリットは、水の透明度が上がることです。
特に流木を使用した水槽では、水の色がかなりクリアになることがあります。
設置が簡単
ブラックホールは袋状になっているため、そのままフィルターに入れるだけで使用できます。
ろ材ネットなどに入れる必要もありません。
水質トラブルの予防になる
有機物を吸着することで、水質悪化の原因を減らす効果も期待できます。
そのため
- 立ち上げ初期
- 水の黄ばみが気になるとき
- 水槽のにおいが気になるとき
などにも使用されます。
キョーリンブラックホールのデメリット
効果は永久ではない
活性炭は吸着できる量に限界があります。
そのため、一定期間使用すると効果が弱くなります。
目安としては1〜2ヶ月程度で交換するのが一般的です。
生物ろ材の代わりにはならない
ブラックホールは吸着ろ材です。
バクテリアが住みついて水質を安定させる生物ろ材とは役割が違います。
そのため、水槽では
- 生物ろ材
- 物理ろ材
- 吸着ろ材
をバランスよく使うことが重要です。
ブラックホールと生物ろ材の違い
ブラックホールは吸着ろ材ですが、水槽のろ過では生物ろ材も重要です。
例えば以下のようなろ材があります。
- セラミックろ材
- リングろ材
- 多孔質ろ材
こうしたろ材はバクテリアが定着しやすく、水質を安定させる役割があります。
特に人気の高い高性能ろ材として知られているのが フジノスパイラルです。
フジノスパイラルは独自構造によってバクテリアが定着しやすく、長期間安定したろ過性能を発揮するろ材として知られています。
また、同じウォーターエンジニアリングのろ材として
についても比較記事で詳しく解説しています。
キョーリンブラックホールはこんな人におすすめ
ブラックホールは次のような人におすすめのろ材です。
- 水槽の黄ばみを取りたい
- 水をより透明にしたい
- 流木レイアウトの水槽
- 水のにおいが気になる
- 簡単に使えるろ材を探している
特に流木を使った水槽では、導入することで水の透明感が大きく変わることがあります。
まとめ
キョーリンブラックホールは、活性炭による吸着作用で水の透明度を高めるろ材です。
主なポイントは次の通りです。
- 水槽の黄ばみを除去できる
- においの原因物質を吸着する
- フィルターに入れるだけで使える
- 効果は1〜2ヶ月程度
- 生物ろ材とは役割が違う
生物ろ材と併用することで、水質の安定と水の透明度を両立することができます。
水槽の水が黄ばんできたときや、透明度を高めたいときには、ブラックホールを導入してみるのも一つの方法です。