生体・種類・特徴

キングコングパロットファイヤーの性格・混泳など飼育に必要な情報を紹介

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キングコングパロットファイヤーの性格や飼育・混泳など飼育情報を紹介。
飼育に必要となるような情報を飼育経験をもとに紹介。
性格も急激に変化するタイミングがあるので注意が必要。

 
 

キングコングパロットファイヤーという熱帯魚は比較的ショップでの入荷も少なくてちょっと珍しい種類です。

他の熱帯魚とは異なった点が多くネット上でも情報が少なく、まだまだ謎が多いのキングコングパロット。

そんなキングコングパロットの性格やエサ食いなど飼育に関連した情報や混泳についての情報を、私の飼育経験から得たことも含めて紹介します。
 
 




 
 

キングコングパロットファイヤーの基礎知識

まずはキングコングパロットワイヤーが どんな生体なのか って基礎情報をおさえときましょう。
 

キングコングパロットファイヤーは人造魚!?

キングコングパロットファイヤー は自然界から採取されてきたものではありません。

キングコングパロットファイヤーは “フラミンゴシクリッド” という熱帯魚と “シンスピルム” という熱帯魚を、人工的に交配させて生み出された魚だそうです。

人造魚というよりも ハイブリッド ってやつですね。
 
 

キングコングパロットファイヤーの成長

キングコングパロットファイヤーの 販売個体 は、一般的な パロットファイヤー程度のサイズから販売 されています。

そのため、その時点ではパロットファイヤーなのか、キングコングパロットファイヤーなのか私には 見分けがつきません

キングコングパロットファイヤーは 30cmくらいまで成長 するようですが、うちのはたぶん20cm程度で成長は止まっているような感じです。

もしかしたら少しずつは成長しているのかもしれませんがなかなか計測しないので… そのうち計測を試みてみます!
 
 

キングコングパロットファイヤーは昼行性

キングコングパロットは日中によく泳いでいますが、夜間は著しく動きが少なくなります。つ

まり 日中とくに活動する昼行性 です。よく泳ぐといっても素早く泳ぎ回る訳ではなく ゆったりと泳いでいる 印象です。

夜間になると一か所にとどまってじっとしているという感じですね。私が近寄っても動きはほとんどありません。
 
 

キングコングパロトファイヤーの見た目・特徴

キングコングパロットファイヤーは基本的には“パロットファイヤー”をそのままサイズを大きくした感じの熱帯魚です。

つまりは下の様な外観です。
 

 
眼はパッチリしていてちょっと唇が大きいというか目立つような印象です。

このようなキングコングパロットファイヤーが多くみられますが、なかには頭部にフラワーホーンのような コブがある個体も たまに見かけます。

当然かもしれませんが背びれにも骨?が通っているので、背びれに触ったりパンチをすると刺さってとんでもないことになりかねないので気を付けましょう。

私はキングコングパロットファイヤーとのモメゴトから争いに発展して背びれが刺さってしまいました…
 
 

キングコングパロットファイヤーにも“歯”はある!

歯と表現しましたが、“歯”なのか“硬い何か”なのかわかりませんが、 人を傷つけるだけの何か が口にはあります。

私がキングコングパロットファイヤーを購入する時には“穏やかで混泳向き。歯もないから噛まれても痛くないです”と言われました。

しかしそれは絶対に誤った情報です。

詳しくは後述しますが、キングコングパロットファイヤーに噛まれると皮膚に傷がつきます!わずかに出血する事もあります!

これは私の体験談として皆さんにしっかりお伝えしておきたかったのです。

店員の言うことを鵜呑みにしてはいけません。
 
 

キングコングパロットのカラーバリエーションは?

パロットファイヤーには赤・青・紫・黄色など他にもたくさんのカラーバリエーションがありますが、キングコングパロットファイヤーには カラーバリエーションはほとんどない ようです。

違いがあるとすれば真っ赤なボディーかそれを薄くしたような色くらいの違いでしょうか。稀に画像のような模様のある種類もいます。
 

 
私は基本的に【赤】かそれが薄くなったような色しか実際には見たことがありません。

ネット上でもところどころ白が混ざっていたり、全体的に白っぽい感じのタイプがいるくらいですね。
 

 
個性はあるものの、その他に大きくタイプが異なるようなキングコングパロットファイヤーは見かけたことがないです。
 
 

水温やph、寿命飼育環境について

現在我が家では27~28℃で、PHは7.5くらいで飼育しています。

以前は29℃程度で飼育していましたがそれで何か不調そうな様子はなかったですし、水温を下げてもこれまでと変わらないような動きをしています。

それもそのはず、キングコングパロットファイヤーは 20~30℃ という広い範囲で健康的に飼育できるといわれています。

phについても具体的な指標となるものはありません。

他のサイトでは数字化してあるところも見かけたことがありますが、どこからの情報なのか謎です。

熱帯魚飼育でおすすめされるphは“採取先の河”など、本来生息している水域のphや水温を参考にしているようです。

となると、もともと自然界に生息していないキングコングパロットファイヤーの適正phなんてどう調べるのでしょうかね?

私の環境ではphは中性で6.5~7.5というか、ほぼ7.0程度で維持しています。この環境で病気などしている気配は全く有りません。

キングコングパロットファイヤーの 寿命 についてですが、これは 長くて7年程度 と言われていますが 実際には3~5年 という経験者が多いようです。

キングコングパロットファイヤー飼育環境の項目を私の経験も踏まえてまとめると…

    ● 飼育水温は20~30℃。うちでは27~29℃で問題なし。
    ● phは6.5~7.5で問題なし。
    ● 寿命は3~7年、だいたい5年程度。

ということになります。

丈夫な生体なので 他の熱帯魚が飼育できる環境 なら、キングコングパロットファイヤーも 問題なく飼育できる という印象です。
 
 
 
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キングコングパロットのエサ・食欲について

キングコングパロットファイヤー 専用のエサというものは特にありません

シクリッドの遺伝子があるのでシクリッド系のエサをベースに与えれば問題ないと考えていますが、そこら辺の情報はほとんどなく…。

私は金魚のエサ・キャットミニ・プレコタブレットを混泳水槽に与えています。

混泳相手でシルバーシャークからスネークヘッド、プレコなど他にもいますが、キングコングパロットファイヤーも含めて エサ食いはとても良好 です。

デュビア(爬虫類用の生餌・ゴキブリ)や、時々は捕まえたカベチョロ(トカゲ)やカエルも食べます。

キングコングパロットが 「エサを食べないで困る」ということはまずない でしょう。乾燥ミジンコや乾燥赤虫も食いつきますね。
 
 

キングコングパロットファイヤーの繁殖について

キングコングパロットは よく卵を産む 印象で、私の場合では6週に一度くらいは産卵しているのではないかと思います。

卵の数もなかなかですが、まだきれいな画像や動画が無いので撮れ次第アップしたいと思います。
 
 
産卵の頻度が高いものの、 卵は孵化しない と言われています。これは人間が人工的に作り出した熱帯魚だからこその悲しい運命なのでしょう。

放置しておけば我が家ではプレコがいつの間にか卵を食べてくれますが、たまに卵が残っているとカビが生えていたりするので、 早めに卵を落とす かプレコに食べてもらうかしてもらうべきでしょう。

悲しいかな、孵化することのない卵なのですが、キングコングパロットファイヤー本人たちは卵を必死に守ろうとします。

そんな姿に悲しみを覚えます…
 
 

性格・機嫌にかなり波あり(多重人格??)

他のサイトも参考にしてもらえば分かると思いますが、 “温和な性格で混泳向き” と書いている所もあれば “自分より大きな相手も殺す” というような真逆の表現をしているところもあります。

なぜそんな正反対の表現がされるのか…

予測の範囲でしかありませんが“温和”とだけしか表現していないところは実際に飼育をした事がないのかなという印象です。

たしかにキングコングパロットファイヤーはとても温和な性格のときもあります。そんな時は飼い主なら手でさわれるほどです。

しかし機嫌が悪い?と手を入れたらかみついてくることも珍しくありません。本当に気分屋さんです。

キングコングパロットファイヤーの 気性が荒くなるのが産卵時期 です。

この時期は混泳魚だけに限らず飼い主に対しても非常に攻撃的です。手を突っ込んでメンテナンスしようものなら私たちの腕は傷だらけになってしまいます。

卵を産んだ後も卵を守ろうとするので卵が残っているうちは性格の荒さが目立ちます。

大切な我が子を守ろうとするのは当然の行為だと思いますが、飼い主からしてみればなかなかの問題です。

私たちならまだしも、混泳している熱帯魚からすれば、キングコングパロットから攻撃をされるというのはかなり大きなストレス・問題ではないかと思います。
 
 
 
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生んでしまった卵はどうするべきか

前述していますが卵がある時期は性格が荒いですし、 卵を残しておく とカビが生える等、アクアリウムとしては リスクが高くなります

プレコが直ぐに食べてくれればいいのですが、キングコングパロットファイヤーの抵抗・攻撃も強く、卵はそう簡単にはなくなりません。

キングコングパロットファイヤーのことを考えれば人為的に卵を落とすべきではないかもしれませんが、カビが生えるのも困りますし卵が残っていると気性が荒い時期が長くなるので周囲の混泳魚への影響も心配です。

私は水換えで 水位を落としたときに 、調理用の フライ返し で卵をこすり落としています。

水位が低くなれば、水中に手を入れることなく卵をこすり落とすことが出来ます。

こすり落とすといっても簡単に卵ははがれるので、撫でるような感覚でも卵は落ちます。
 
 
 
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キングコングパロットファイヤーは懐く(なつく)?

キングコングパロットファイヤーの性格・気性には波があるのが分かって貰えたと思います。前述したように撫でることが出来るほど穏やかな時期があるかと思えば、攻撃的な一面を見せることもあります。

つまり “懐く(なつく)”というところまでには至らない と思うのです。

懐いているのであれば産卵時期でも飼い主に対してあからさまに攻撃的になることはないと思います。

なつくと言うよりは “とてもおとなしい時期がある” と解釈した方が正しいかもしれません。その辺は飼い主がどうとらえるかというところかもしれませんね。
 
 

混泳での注意点

産卵時期に性格がとてもきつくなりますし、産卵の頻度もなかなか多い為気性が荒い所は頻繁に見ることが出来ます。

つまり 混泳魚にストレス がかかる機会は非常に 多い といえます。

キングコングパロットファイヤーの攻撃力がアロワナよりも高いとは考えにくいですが、アロワナでさえもストレスからか死んでしまうことがあるとも言われています。

だからと言って混泳ができないというわけでもありませんが、産卵スペースに近づく全ての熱帯魚・人間が攻撃の対象になっている印象です。

こうなると 混泳に適した生体はいない と言いたくなりますが、産卵時期以外は気性の荒さは目立ちませんし、あえていうならほとんど動かず産卵スペースに侵入しないような熱帯魚がいいと考えます。
 
 

注意点を踏まえて混泳できる熱帯魚は

キングコングパロットは卵を守るために攻撃的にはなりますが、卵に近づかない熱帯魚は攻撃の対象とはなりにくいようです。

つまり卵からはなれた場所でじっとしている熱帯魚や、キングコングパロットの縄張りに近づかないような熱帯魚なら、攻撃の対象となることはほとんど無いようです。

混泳魚の縄張りが確保出来れば、あまり動かなくなるようなメガロドラスやプレコ等は比較的混泳相手としてはおすすめです。

プレコは卵をいつの間にか食べてくれているので、そういった面でもおすすめしたいですね。

キングコングパロットは昼行性なので夜の活動が著しく低くなります。おそらくは夜行性のプレコがキングコングパロットの活動が弱い夜のタイミングで卵を食べてくれているのだと思います。

ほかにもあまり泳ぎ回らないか、キングコングパロットを怖がって自ら近付こうとしない熱帯魚がいいですね。

かといってあまり小型だと餌になってしまうのでそれなりの大きさは必要です。

混泳をさせるのであれば上記の様に動きの少ない環境を作ってプレコやメガロドラスを選ぶか、攻撃を受けても簡単には傷つかない・殺されないような比較的大型のアロワナやポリプテルス、ダトニオなどがおすすめです。

とはいえ、私の水槽ではシルバーシャークやレッドフィンバルブも混泳できているのでなかなか一概には言えません。
 
 

キングコングパロットを混泳させるメリット

前述の通り、 混泳にはリスクのあるキングコングパロットファイヤー ですが、それでも 混泳させるメリット もいくつかあります。

キングコングパロットファイヤーは穏やかな性格の時は「触れ合える」と言うと大げさですが、さわれるほどにゆったりとしているので 愛嬌があって飼育も楽しく なります。

また赤い体色が美しく、 水槽内が明るい雰囲気 になります。

とくに私の水槽はベアタンクで流木をいれてプレコメインの地味な水槽なのでこのキングコングパロットファイヤーがいるだけでかなり目立ちます。

キングコングパロットは 観察していて面白い熱帯魚 です。

人工的につくられた熱帯魚だからかもしれませんが他の熱帯魚の雰囲気とはどこか違う雰囲気で泳いでいます。

“キングコングパロットを飼育したことがある”というのは今後のアクアリウム生活でよい経験になります。
 
 

キングコングパロットを混泳させるデメリット

ここまで読んでもらったらデメリットのことはすでに理解してあるかと思いますが、一応まとめてみます。

デメリットは産卵時の性格の荒さだけ です。卵を落としてしまえば24時間もかからない程度で大人しくはなります。

一時的とはいえ他の熱帯魚を傷つけたり最悪の場合は殺してしまったりということになりかねないのがデメリットです。
 
 
 
 



おわりに

キングコングパロットファイヤーは性格・気性に波があるものの、愛嬌があってとても可愛らしい熱帯魚です。

他の熱帯魚とは異なる雰囲気の様相ですし、とくに大型魚水槽などの地味になりやすい水槽に赤いキングコングパロットが混泳されているだけで華やかな雰囲気の水槽になります。

混泳させることで他の熱帯魚とのトラブルが起こる可能性は否定できないと言うよりも、“よく起こる”といえますが上手く環境を整えれば大きなけがをする事なく混泳を楽しむことが出来るはずです。

なんだかんだでアクアリウム特有の“個体差による”というところに行きつくのかもしれませんが、キングコングパロットファイヤーに興味を持っている人はぜひ飼育をしてみてください。

困ることがありながらも飼育して良かったと感じるのではないかと思います。

       

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