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プレコとコリドラスの違いは?見た目・大きさ・餌・コケ取り能力を比較

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プレコとコリドラスは、どちらも水槽の底付近でよく見かける人気の熱帯魚です。ショップでは同じ「底もの」として紹介されることもありますが、体のつくりや大きさ、食べる餌、水槽内での役割にはかなり違いがあります。

簡単に言えば、コリドラスは底砂の上を動き回って餌を探すナマズの仲間、プレコは吸盤状の口で流木やガラス面などに張り付くナマズの仲間です。また、プレコには大型化する種類が多く、コケ取り能力についても両者には大きな違いがあります。

比較項目 コリドラス プレコ
主な生活場所 底砂の上 底・流木・石・ガラス面
口の特徴 底の餌を探して食べる 吸盤状の口を持つ
大きさ 小型種が多い 種類によって小型~大型まで幅広い
コケ取り 基本的にコケ取り目的の魚ではない 種類や成長段階によって食べる
飼育スタイル 複数飼育もしやすい 種類や個体によって縄張りに注意
沈下性フードなど プレコ用フード・植物質を含む餌など

この記事では、プレコとコリドラスの違いを、見た目、大きさ、性格、餌、コケ取り能力、飼いやすさの面から比較します。

プレコとコリドラスはどちらもナマズの仲間

見た目はかなり異なりますが、プレコとコリドラスはいずれもナマズ目に含まれる魚です。ただし、分類上は異なるグループに属し、体の形や生活様式も異なります。

「底にいる魚」という共通点だけで同じような飼い方ができると考えず、それぞれの特徴に合わせて飼育する必要があります。

見た目と体のつくりの違い

コリドラスは底を歩くように動く

コリドラスは丸みのある体型と、口元のヒゲが特徴的です。底砂の上を泳いだり止まったりしながら、餌を探します。

水槽内を数匹で移動する姿も見られ、底ものの中では動きを楽しみやすい魚です。コリドラスの特徴や行動についてはコリドラスの特徴と性格でも詳しく解説しています。

プレコは吸盤状の口で張り付く

プレコの大きな特徴は、腹側にある吸盤状の口です。ガラス面や流木、石などに張り付いている姿をよく見かけます。

体表もコリドラスとは印象が異なり、硬い鎧のような外見をしています。種類によって模様や体型、大きさの差が大きいのもプレコの特徴です。

大きさはプレコのほうが種類による差が大きい

コリドラスにはさまざまな種類がありますが、家庭の水槽で一般的に飼育されるものは比較的小型の種類が中心です。

一方、プレコは種類によるサイズ差が非常に大きく、小型で飼いやすい種類がいる一方、セルフィンプレコのように成長するとかなり大型化する種類もいます。

そのためプレコを購入するときは、店頭にいる幼魚の大きさではなく、その種類が成魚で何cm程度になる可能性があるかを確認することが重要です。

家庭水槽向けのプレコについては家庭水槽に適したプレコの種類と飼育ポイントも参考にしてください。

餌の違い

プレコとコリドラスを「水槽の掃除をしてくれる魚」と考えて餌をほとんど与えないのは避けてください。どちらも飼育下では、それぞれに合った餌を与える必要があります。

コリドラスの餌

コリドラスには底まで沈む沈下性の人工飼料が使いやすく、コリドラス用フードも販売されています。

ほかの魚の食べ残しを食べることはありますが、残り餌だけで必要な栄養を安定して取れるとは限りません。コリドラス自身が十分に食べられるように給餌します。

プレコの餌

プレコにも専用の沈下性フードがあります。種類によって食性には違いがあり、植物質を多く利用する種類もいれば、より幅広い餌を食べる種類もいます。

「プレコ=コケだけで飼える」とは考えず、飼育する種類に合わせて餌を準備します。

コケ取り能力はプレコとコリドラスで大きく違う

コケ対策を目的に魚を選ぶ場合、プレコとコリドラスは同じ役割ではありません。

コリドラスは基本的にコケ取り要員ではない

コリドラスは底に落ちた餌を探して食べますが、ガラス面や石に付着したコケを積極的に削り取る魚ではありません。

底を動き回っている姿から「掃除屋」と呼ばれることがありますが、水槽掃除の代わりになる魚ではありません。

プレコはコケを食べる種類がいる

プレコは吸盤状の口で表面を舐めるように摂餌し、付着したコケを食べる種類・個体があります。そのため、コケ取り魚として紹介されることがあります。

ただし、すべてのコケをきれいに食べるわけではなく、成長すると人工餌を優先したり、コケ取り能力への期待と実際の効果が合わなくなったりすることもあります。

特に大型化するプレコを「コケ取りのためだけ」に導入すると、成長後の水槽サイズや大量のフンが別の問題になることがあります。

性格と行動の違い

コリドラスは複数で飼育しやすい

コリドラスは比較的温和で、同種を複数飼育することも多い魚です。水槽の底を複数匹で移動する姿を楽しめます。

一匹だけでも飼育できるのか、何匹程度がよいのかについてはコリドラスは一匹だけでも飼える?何匹から飼うべきかで解説しています。

プレコは種類や個体によって縄張りに注意する

プレコも常に攻撃的な魚というわけではありませんが、種類や個体、成長段階によっては同じ底ものや同種に対して場所を主張することがあります。

流木やシェルターなど特定の場所を利用するため、複数の底ものを入れる場合は隠れ家や底面積に余裕を持たせます。

初心者にはプレコとコリドラスのどちらが飼いやすい?

一概にどちらが簡単とは言えませんが、種類選びまで含めると違いがあります。

一般的な小型コリドラスは、適切な水槽環境と餌を用意すれば家庭水槽で飼いやすい種類が多く、複数飼育も楽しめます。

プレコの場合は、小型種を選べば家庭水槽で飼いやすい一方、種類を知らずに大型種を購入すると、後から水槽サイズで困る可能性があります。

特にセルフィンプレコは幼魚が小さくても大型化します。詳しくはセルフィンプレコを大きくしない方法はある?も確認してください。

コケ取り目的ならプレコとコリドラスのどちらを選ぶ?

この2択なら、コケを食べる可能性があるのはプレコです。しかし、コケ取りだけを目的にプレコを選ぶ場合も、成魚サイズや排泄量まで考える必要があります。

コリドラスはコケ取り魚として選ぶのではなく、特徴的な姿や底砂を探る行動など、その魚自体を飼育したい場合に選ぶ魚と考えたほうがよいでしょう。

また、コケ対策は生体だけに任せず、照明時間、餌の量、水換え、掃除など水槽管理そのものを見直すことが基本です。

プレコとコリドラスは一緒に飼える?

違いはありますが、プレコとコリドラスは条件を整えれば同じ水槽で飼育できる組み合わせです。

ただし、両方とも底付近を使うため、水槽サイズ、底面積、プレコの成魚サイズ、餌場、隠れ家を確認する必要があります。

混泳を検討している場合は、比較だけでなくコリドラスとプレコは混泳できる?相性・餌・水槽サイズと注意点で具体的な条件を確認してください。

プレコが向いている人・コリドラスが向いている人

希望 向いている魚
底を群れで動く姿を楽しみたい コリドラス
ガラスや流木に張り付く姿が好き プレコ
比較的小型の底ものを複数飼いたい コリドラスが選びやすい
特徴的な模様や体型を楽しみたい プレコ
コケを食べる魚を候補にしたい プレコ。ただし種類と成長後を確認

どちらを選ぶ場合も、「掃除をしてくれるから」という理由だけではなく、その魚を長期的に飼育できるかを基準にしてください。

まとめ

プレコとコリドラスはどちらもナマズの仲間で、水槽の底付近を利用しますが、見た目、口の形、大きさ、餌、行動、コケ取り能力には明確な違いがあります。

コリドラスは底砂の上を動きながら餌を探し、比較的小型で複数飼育を楽しみやすい種類が多い魚です。一方、プレコは吸盤状の口でガラスや流木に張り付き、種類によって大きさや性質が大きく異なります。

コケ取り目的ではプレコが候補になりますが、種類によって大型化するため、購入前に成魚サイズを確認することが重要です。コリドラスは基本的にコケ取り要員ではありません。

どちらかを選ぶ時は、現在の大きさだけでなく、成長後のサイズ、水槽の底面積、飼育したい匹数まで考えて決めてください。

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