基礎知識・初心者の方へ

グリーンウォーター・アオコの作り方。稚魚飼育に役立つ水作りを。

更新日:

 
 
 

グリーンウォーターは成魚・稚魚の育成に役立つ水。
アオコ・グリーンウォーターで安定したアクアリウム・育成環境を。
作り方も動画や画像を交えて紹介。

 
 
 
グリーンウォーターは成魚・稚魚の餌・栄養として重要な価値があるものです。

グリーンウォーターの作り方 も難しいことではないのでぜひチャレンジしてみましょう。

グリーンウォーターの作り方も画像を含めて解説していますし、分かりやすい動画があったので添付させていただいています。

アオコ・グリーンウォーターが濃くなりすぎると不都合も出てくるため、適度な濃さのグリーンウォーターを作りましょう。
 
 
 

グリーンウォーター・アオコの基礎知識

グリーンウォーターやアオコとは植物性プランクトンが発生・増殖をして緑色に濁ったように見える水 のことを言います。

実際に濁っているわけではありませんが、植物性プランクトンが増殖すればするほど濁って見えます。

この植物性プランクトンはメダカや金魚などの成魚はもちろん、その稚魚にとっても餌となり水もきれいにする効果を持っています。

グリーンウォーター・アオコの詳しい基礎知識・基礎情報については別の記事で紹介しているのでよかったら参考にしてください。▼▼

 
 

グリーンウォーターの作り方は水を入れて日光の当たる場所に放置

基本的なことですが、 グリーンウォーターを作るだけなら水槽などの容器にカルキを中和させた水を入れ、日光の当たる場所に放置するだけ で水がグリーン化してきます。

はじめはかなり薄い緑色ですが、増殖するごとに緑色が濃くなってきます。白い発泡スチロール容器などで飼育すれば、緑への変化もよく解りやすいです。

白い発泡スチロールに水を入れてホテイ草と稚魚も入れて1週間ちょっとの画像が下のものです。
 

飼育容器に水とホテイ草と稚魚を入れて1週間ころの様子。やや緑がかった水になり、植物性プランクトンが増えていることが解る画像

(放置一週間頃)


 
水が透明ではなく、やや緑がかっているのが分ると思います。これは少しずつ植物性プランクトンが増殖している状況です。

2週間程度放置するとさらに次の画像のようにちょうど良い濃さのグリーンウォーターとなります。
 

飼育容器に水とホテイ草と稚魚を入れて2週間目ころの水の様子。緑が濃くなり植物性プランクトンがさらに増殖したことがわかる画像

(放置2週間頃)


 
グリーンの濃さについてですが、濃すぎると【グリーンウォーター・アオコのメリット・デメリットと有効な使い方】で説明しているように不都合が起こりやすくなってきます。

この画像程度の濃さ以上にはならないように注意しましょう。

グリーンウォーターの作り方としてとても分かりやすい動画がありましたので紹介しておきます。
 


 
 

グリーンウォーターを早く作りたいときのポイント

そう急がなくても作ることは難しくないグリーンウォーターですが、 早くグリーンウォーターを作りたい という人もいるでしょう。

早くグリーンウォーターを作るための2つのポイントを紹介します。
 
 

グリーンウォーター・アオコの種水を入れる

すでに別水槽にあるグリーンウォーターがあればそれを汲み取り、新しくグリーンウォーターを発生させたい水槽に水を移します。

もし自前の種水が入手できないのであれば、通信販売などでも特別なグリーンウォーターなどが販売されています。
そういったものを利用するのもひとつの手段です。
 

 
つまりすでに発生している植物性プランクトンを新たな水槽に入れ込むことで、新たな飼育容器でも植物性プランクトンが早期から増殖することができます。
 
 

グリーンウォーターが発生しやすい環境を作る

種水を入れなくても次のことをするだけでグリーンウォーター化することを早めることができます。

グリーンウォーター・アオコのメリット・デメリットと有効な使い方】で詳しく書いていますが、メダカや金魚・稚魚を入れるとその排泄物を栄養として植物性プランクトンが増殖しやすくなります。

また、水草を入れることで付着している植物性プランクトンが水に混じって増えやすくなります。ただし購入したばかりの消毒済み・洗浄済みの水草では植物性プランクトンも付着していないでしょう。
 
 





 
 

作ったグリーンウォーターは種水となる

前項で述べましたが、作ったグリーンウォーターは新しい真水に入れることで、グリーンウォーター化を助けてくれます。

飼育容器を増やしたい場合などは、すでにあるグリーンウォーターを種水として利用しましょう。

「グリーンウォーターにすると稚魚の観察がしにくい」という場合は、種水を適量ずつ稚魚容器にいれてエサを与える感覚で足し水していけばいいですね。
 
 

グリーンウォーターの改善・濃くしたくない時の対処法

前述しましたが、濃すぎるグリーンウォーター・アオコは生体にとって良くないことも起こりがちです。

先の2週間頃の画像が丁度良いくらいのグリーンウォーターですが、次の画像は濃すぎるグリーンウォーターです。
 
緑が濃すぎるグリーンウォーターの画像
 
日光の当たり具合や容器の色で見え方が違ってくるため、あくまで参考として見てもらえたらと思います。

グリーンウォーターを改善する方法としてはいくつかありますが、下記記事にて紹介しているので是非一読してもらえたらと思います。▼▼

 
 

まとめ・おわりに

グリーンウォーター・アオコの作り方について解説してきましたが、お役に立てたでしょうか。
内容をまとめると以下のようになります。

  • 基本は放置でOK
  • 水草や生体を入れると早くできる
  • 種水があればさらに早くできる
  • 濃すぎるグリーンウォーターは不都合もある

グリーンウォーターはその中で金魚やメダカなどを育成するだけで栄養として役立ちますし、稚魚の場合では主食として成長を助けることができます。

グリーンウォーターを作ることは難しいことではないので、ぜひ一度チャレンジしてみてください(^_-)-☆
 
 
 
最後まで読んでいただいてありがとうございます!(^^)!

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