エーハイムは根強いファンをもつメーカー。
プロフェッショナル3eシリーズならではの機能を搭載。
使い方や特徴、プロフェッショナル3eならではの機能を紹介します。
外部フィルターのなかでもエーハイムの商品は人気が高く、“外部フィルターと言えばエーハイム”という方も多いものです。
エーハイムの外部フィルターのなかでもプロフェッショナル3eリーズについて紹介します。
プロフェッショナル3eではこれまでのフィルターにはなかった新機能も。使い方や特徴にも変化が出てきましたが、動画付きでしっかり解説します。
今回は
エーハイム
プロフェッショナル
使い方
この3つのキーワードからまとめます。
エーハイムプロフェッショナル3eシリーズとはどんなもの?
エーハイムプロフェッショナル3eリーズとは、スマートな外観でプレフィルターを標準搭載しています。
メンテナンスもスマートに行える特徴がある“プロフェッショナル3シリーズ”にマイクロプロセッサを搭載させて自動的に状況判断するブラグインフィルターとして、さらに機能を充実させたエーハイム外部フィルターです。
エーハイムプロフェッショナル3シリーズについてはこちら
↓↓↓
エーハイムプロフェッショナル3eシリーズの特徴や使い方
エーハイム:マイクロプロセッサ搭載による7つのメリット・機能
マイクロプロセッサ搭載による自動的な状況判断するプラグインフィルター…
“なんじゃそりゃ!!”と思う方も多いでしょう。
YOUTUBEに新機能を紹介した動画がありましたので参考にしてみてください。動画以下からは新機能を解説していきます。
私も意味が分かりませんので、何をどう自動判断するのかを下記にまとめます。
プロフェッショナル3e自動判断① アウトプットコントロール(排水量制御)
排水量を780R/hから1850R/hまで、希望する流量をセットすることができます。これによって対応する水槽サイズの適応範囲が広くなり、水槽サイズを替えてもこの1台で対応できます。また、生物ろ過のスピードをコントロールできるといわれています。
プロフェッショナル3e自動制御② コンスタントフロー(クルーズコントロール)
内部のろ材の汚れがたまると流量が低下します。流量の低下を自動で感知して設定した水量が維持できるように、自動的にインペラーの回転数を調整します。
この機能により長期間、目詰まりによる流量の低下を気にすることなく、ろ材をメンテナンスするインターバルを長くすることができます。
プロフェッショナル3eストリームファンクション(パルス機能)
10秒間隔で流量が強(1850R/h)と弱(780R/h)を繰り返す機能です。
熱帯魚などの生体が生息する自然環境を再現したような水流を作ることができます。
プロフェッショナル3e12時間バイオファンクション
上記では10秒間隔での水量の強弱の変化でしたが、12時間バイオファンクションでは12時間ごとに水流の強弱がつけられる機能です。
例えば、日中は緩やかな水流に。夜間は強めの水流にセットすることが可能です。
この機能は例えば午前8時にボタンを押せばその時間から12時間毎に水流の強弱が設定できます。難しい設定がないので使いやすい機能でしょう。
プロフェッショナル3eサービスインディケーター
コントロールディスプレイに触れることでマイクロプロセッサが次のろ材のメンテナンス時期を表示してくれます。
外部フィルターは開けてみなければ汚れ具合が分からないのでこの機能はとくにおすすめです。
プロフェッショナル3e自動エアー排出機能
フィルターのメンテナンス時にどうしてもエアーが混入して騒音の原因となることがあります。
エーハイムプロフェッショナル3eシリーズのマイクロプロセッサ搭載により、インペラー付近に入り込んだエアーを自動的に解消してくれる機能です。セット・再セット時にインペラー付近に少々エアーが噛んでも自動的に排出して静音運転を可能としました。
プロフェッショナル3eエラーインディケーター機能
フィルター本体にエアー噛みなど、何かしらトラブルが発生した場合は自動的にフィルターをテストして自己修復を試みます。
しかしそれでも自己修復ができない場合はその旨をコントロールパネルに表示する機能です。
エーハイム外部フィルタープロフェッショナル3eシリーズの機種の種類
エーハイム外部フィルタープロフェッショナル3eシリーズには以下のような種類があります。
アクアリウムのジャンル(水草水槽・熱帯魚水槽・海水水槽)や水槽のサイズ・水量によって種類が2074、2076,2078の3機種に分かれます。いずれの種類でも構造は同じですが、入るろ材の量やポンプ流量などが異なります。
プロフェッショナル3eシリーズジャンル別適合機種一覧表
機種名 | 水草水槽の場合 | 一般熱帯魚水槽の場合 | 海水水槽の場合 |
2074 | 60㎝水槽以上 | 60㎝水槽以上 | 60㎝水槽以上 |
2076 | 75㎝水槽以上 | 75~90㎝水槽以上 | 75~90㎝水槽以上 |
2078 | 75㎝ 水槽以上 | 75~90㎝水槽以上 | 75~90㎝水槽以上 |
エーハイム外部フィルタープロフェッショナル3eシリーズの適合機種としては上記の表のように推奨されているようですね。
水草水槽といても生体の数の違いや、熱帯魚水槽でも大型魚・小型魚などで水の汚れ方も異なってきます。
サイズを一覧で確認するのはもちろんですが、飼育している生体の数や種類、エサの頻度なども考慮して選ぶことが大切そうですね。
ろ材のセットの手順
エーハイムプロフェッショナル3eシリーズではクラシックシリーズや500とはちょっと異なる水の循環になります。そのため、ろ材のセットもこれまでとは異なるので、初めてセットする際には注意が必要です。
プロフェッショナル3eシリーズはまずは最上層の専用粗目パッドを通過して最下層に流れ、最下層から上層に向かって水が流れます。
ではろ材のセットの手順を2076を例として最下層から紹介します。
プロフェッショナル3eろ材① エーハイムメック
まずは最下層にエーハイムメックなどのリングろ材を入れます。
リングろ材はセラミック製やガラス製がありますが、いずれも丈夫ですし中央に穴が大きくあるため通水性を妨げずにゴミやフン、エサの残りなどをキャッチしてくれるようです。
プロフェッショナル3eろ材② サブストラットプロレギュラー
最下層から2番目にはエーハイムサブストラットプロ レギュラーをセットします。エーハイムサブストラット レギュラーは球状の多孔質ろ材です。
多孔質ろ材は表面積が広いのでそれだけ多くのろ過バクテリアが定着することができ、より強力に生物濾過を効かせることができます。有害なアンモニアをより害の少ない亜硝酸へ変化させ、さらに毒性の少ない硝酸塩に分解してくれます。
プロフェッショナル3eろ材③ 細目パッド
最下層から3番目には細目パッドをセットします。サブフィルターやこれまでのろ材ではキャッチできなかった微小なゴミやフンなどを細目パッドで濾しとり、水槽内に戻らないようにします。
プロフェッショナル3eろ材④ 粗目パッド
最上層には粗目パッドをセットします。
他のシリーズだと最下層にセットする粗目パッドですが、前述したように水の循環は最上部のろ材を通過した後に最下層へ流れて上層へ向かいます。そのためこの順番のセットで間違いありません。
最上部に最も汚れやすい粗目パッド・サブフィルターがあるためにメンテナンスが容易にできるんですね。
エーハイム外部フィルタープロフェッショナル3eシリーズではこのような順番でろ材を入れることを推奨しています。ろ材を入れる順番についてはこれ以外の考え方もありますが、エーハイムは何度も試行錯誤を繰り返してこの結果に至っていると考えます。
私たちが持論でろ材の順番を考えてセットするのも面白いと思いますが、エーハイムの推奨する方法でセットしてみると間違いはないのではないでしょうか。
エーハイム外部式フィルター:の長所について
エーハイム外部フィルタープロフェッショナル3eシリーズだけに限らず、エーハイムの外部フィルターは次のような長所があると紹介されています。
エーハイム外部式フィルター:静音性が高い
外部フィルター自体がフィルターの中では最も静音性の高いものですが、エーハイムの外部フィルターはトップクラスの静音性があると好評です。
エーハイム外部式フィルター:水槽から距離を置いてセット可能
密閉構造というだけではなくモーターも強力であるため、水槽の設置場所の雰囲気や水槽周囲の状況に合わせてエーハイム外部フィルターを水槽からある程度の距離を置いても設置することができます。
離せる距離については各機種で異なるのでマニュアルでの確認が必要です。
ろ過能力が強力
それぞれの機種に合わせた純正の専用パッドや多孔質ろ材でバクテリアの定着に定評のあるエーハイムサブストラットプロなど品質の高い高性能な専用ろ材を利用することで、より強力なろ過を実現することができるといわれています。
エーハイム外部式フィルター:ろ材のメンテナンスが容易
外部フィルターはメンテナンスが大変というイメージがありますが、エーハイムが独自に開発したダブルタップの採用などでフィルター本体やフィルターケースを運ぶ際に床に水をこぼすリスクを最小限にとどめることができます。
アクセサリー・パーツが豊富
エーハイム外部フィルターは水流の強弱やプレフィルターなど、多種多様なアクセサリーがそろっています。
自分の理想に近いようなセッティング、ニーズに合ったセッティングができることでしょう。
エーハイム外部式フィルター:信頼性が高い
エーハイムの外部フィルターが人気なのはその性能によるものです。
設計に無理がなく、高品質の資材で高精度に作られたエーハイムの外部フィルターの信頼性はトップクラスです。メンテナンスをしっかり行えば10年以上使用することも可能です。
エーハイム外部式フィルター:ユーザーサポートも
エーハイムのユーザーサポートではエーハイム外部フィルターの利用者の製品に関するいろんな質問や要望などにメールや電話などで応えてくれます。
エーハイム外部式フィルター:価格に見合ったクオリティーを保証すると言っている
エーハイム外部フィルターは他社の外部フィルターよりも高価という声もあるそうです。
しかし高品質で高性能を実現するためには妥協ができないとのことで、安く販売することができないと言っています。
安価であることがすべてにおいて「良いこと」ではなく、優先すべきは高品質で高性能であることだとであり、価格に見合ったクオリティーを提供するとのことです。
このような長所があります。確かにエーハイム外部フィルターを実際に10年程度使い続けている人もいますし、それだけの魅力があるのだと思います。
セットできるおすすめのアクセサリー・パーツ
エーハイムにはたくさんのアクセサリーがあることを言いました。
種類が多いのですべて挙げるときりがありませんが、とくにおすすめのアクセサリーを紹介した記事があります。アクセサリー・パーツについては記事を参考にしてください。水流を強くするもの・弱くするもの、パイプの固定を美しく見せるものなど様々です。
アクセサリー・パーツに関する記事はこちら
↓↓↓
エーハイム外部フィルターに接続できるパーツ・オプションの種類や使い方
エーハイム外部フィルター。
プロフェッショナル3eシリーズは最上部に汚れやすいプレフィルター・粗目パッドがあるため、普段のメンテナンスは最上部の粗目パッドだけで充分という特徴が。
マイクロプロセッサ搭載により7つの便利な機能がある
生物濾過ろ材のメンテナンス頻度が少ないため
生物濾過が崩れにくい。
使い方もマイクロプロセッサにより、もっと便利になりました。
2つのブログランキングにも参加しています。よろしければ下記アイコンをクリックしてもらえるとブログランキングが上がる貴重なクリックになります。記事が役に立つ・気に入ってもらえましたらご協力お願いします。