水作エイトコアにはいろんなオプションがあります。
オプションパーツの組み合わせでアクアリウムの幅を広げる!
水作エイトコアをより効果的に利用するために。
投げ込み式フィルターといえば”水作エイトコア!”と思いつく人も少なくないのではないでしょうか。
水作エイトコアは投げ込み式フィルターの代表的な種類です。水作エイトコアにはいろんなパーツがそろっており、それらを組み合わせることでろ過能力に変化をつけたり水流にも変化をつけることができます。
今回はそんな水作エイトコアのオプションパーツの種類と、それを利用することでどんな変化が起こるのかなどを紹介します。
水作エイトコアとは
水作エイトコアがあってこそのオプションパーツですが、念のため水作エイトコアがどんなものなのかというところをはじめに紹介したいと思います。
水作エイトコアとは”水作”が製造している投げ込み式フィルターのことです。おそらく投げ込み式フィルターの中では最も人気があると思います。その理由はペットショップだけではなく田舎のホームセンターでも投げ込み式フィルターは水作エイトコアを揃えています。またアクアリウムショップの水槽に入っているのも水作エイトコアがほとんどだからです。
オプションパーツが豊富にあるのも水作エイトコアが人気である理由のひとつだと考えています。ほかにもメンテナンスが簡単だったりオプションパーツまで入手しやすく尚且つ安価であることも挙げられるでしょう。
投げ込み式フィルターについては下記にて詳しく紹介しています。
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投げ込み式フィルターのメリットやデメリットから見えてくる特徴や使い方!水作エイトコアも紹介!
注意点:水作エイトコアは”水作エイト”を改良した商品です。もしかしたら水作エイトを並べている店舗もあるかもしれません。購入時は【水作エイト“コア”】を選ぶようにしたほうがいいでしょう。
まずは基本の水作エイトコアの交換用ろ材
水作エイトコアには物理ろ過と生物ろ過を兼ねるウールろ材があります。この濾材はすすいで使いまわしができますが、ウールがクタクタ・ボロボロになってくるとろ過能力が落ちるので交換する必要があります。
交換用ろ材も水作エイトコアのサイズ別にあるのでサイズの買い間違いがないように注意しましょう。
水作エイトコアのろ過能力アップ!ボトムフィルタープレート
水作エイトコアのろ過能力を大幅にアップさせるために利用するのが”ボトムフィルター”です。ボトムフィルターはこれ単体だけでも底面フィルターとして利用できるのですが、水作エイトコア本体と直結させることで底床全体を巨大な生物ろ過として利用することができるのです。
さて、水作エイトコアと直結できるボトムフィルターは下記のようなものです。
底面フィルターにもメリット・デメリットがありますが生物ろ過をもっとも強力に効かせることができるのが底面フィルターです。底面フィルターについては下記記事にて詳しく紹介しています。
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底面フィルターの特徴や使い方。設置・掃除まで画像付き解説!
このボトムフィルタープレートを水作エイトコアに直結させて利用することができます。直結は下の画像のようにエイトコア本体に付属しているピンで底面フィルターに留めるかたちになります。
本来の水作エイトコアのろ過能力に底面フィルターのろ過能力も追加されるので水質の安定はより確実になります。実際に取り付けたら下のようになります。
黒い底面フィルター部分を埋め込む・埋没させ、あとは水作エイトコアを動作させるだけです。
自然な水の流れ、エアパイプユニット
エアパイプユニットは下のようなものです。
これ単体でもありますが、ボトムフィルターにもセットでついているので底面フィルターもパイプユニットも欲しい場合は下記のボトムフィルターを購入するほうがお得ですね。
水作エイトコアだけでは気泡が本体から上に向かって出ていくので水流が不自然な感じになってしまいます。そこでこのパイプユニットを水作エイトコアに接続させることで水が上層を流れるようになり、より自然に近い水流を作れるということだそうです。
各種豊富なカートリッジ
水作エイトコアの本体中心にはカートリッジが取り付けられるような構造になっており、そこにはそれぞれのアクアリウム環境・悩みに合わせてカートリッジを選んでセットすることができます。
飼育水の黄ばみや臭いの悩みは活性炭で解消
水槽に流木を入れているとアクで水が黄・茶に濁ってくることがよくあります。またろ過が上手く働かず飼育水から異臭がすることもあります。
そんな時は水作エイトコアの”活性炭カートリッジ”の出番です。活性炭が飼育水の黄ばみや異臭を吸着してくれます。
活性炭は使い捨てなので洗浄しても効果は戻りません。定期的な交換が必要です。
活性炭の効果については別商品となりますが、下記記事で効果の検証をしているので参考にしてみてください。
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ブラックホールとは!効果も検証してみた!黄ばみ・アクを吸着除去
アオコに悩んだらコケカットカートリッジ
アオコとは飼育水が緑色に濁ってしまうものです。コケカートリッジはアクアリウムの鑑賞には不向きなコケやアオコの発生を抑制するろ材です。
このカートリッジにはコケの発生源となる窒素化合物を強力に吸着してくれるのでコケの発生を抑えることができます。
効果は二か月程度続くということなのでコストパフォーマンスも高いと思います。
水の白濁にはニゴリ取りカートリッジ
水槽を立ち上げたばかりの時にはろ過バクテリアの繁殖が少なく、アンモニアが浮遊したり飼育水が白く濁ることが良くあります。アンモニアは有害で熱帯魚が死んでしまう原因にもなります。
ニゴリ取りカートリッジでは白濁りやアオコの成分を固めて吸着除去します。またアンモニアの吸着もしてくれる優れものです。
バクテリア定着したバイオカートリッジ
活性炭セラミックに初めからバクテリアが定着しており、使用してすぐからバクテリアによるアンモニアの分解が期待できます。
交換用ろ材を新しく交換した際にはろ過バクテリアも完全にいなくなります。そんな時にはバイオカートリッジを取り付けてバクテリアによる生物ろ過を補ってあげるといいですね。
phを上げる金魚いきいきカートリッジ
金魚の飼育だけではありませんが、水質のphを中性よりもちょっとあげたいというときもあります。また酸性に傾きやすい飼育水を中性~弱アルカリ性で維持したいというアクアリウムもあるでしょう。
そんなときに活躍するのが“金魚いきいきカートリッジ”です。
金魚いきいきカートリッジには特殊な処理をされた“牡蠣カラ”が入っており、飼育水が賛成に傾くのを予防してくれるのです。また、天然牡蠣カラが徐々に溶解していく際にミネラルも溶け出します。溶け出したミネラルは熱帯魚や金魚、バクテリアの活性化を促進させます。
これが水作エイトコアの実力!
以上で水作エイトコアのオプション・交換パーツの紹介は終わりです。あらためて見直してみると…
交換用ろ材には交換用ウールを筆頭に、黄ばみを吸着できるものや白濁を取ってアンモニアも吸着してくれるもの、コケの発生を抑制してくれるもの、バクテリアが定着していて直ぐに生物ろ過が期待できるものなのでとても多くの種類のものがありました。
オプションパーツとしては水作エイトコアを利用して底面フィルターを効かせることのできるボトムフィルタープレートに、水面のほうに流れをつけやすくするパイプユニットがありました。
それぞれのろ材の役割がはっきりしているぶん、どのろ材を使えばいいのが解りやすく悩むことがなさそうですね。個人的には底面フィルターの併用は特におすすめです。やはり底床全体が生物ろ過のろ材の働きをするというのはかなり強い生物ろ過になります。
投げ込み式フィルターの改造も
今回はたくさんの水作エイトコアのオプションパーツなどを紹介してきましたが、これらを利用して改造を加えて濾過能力を強化することもできます。
投げ込み式フィルターは構造が簡単なので取り扱いやすく、改造もしやすいというポイントがあります。
投げ込み式フィルターの改造に関する記事はこちら
↓↓↓
投げ込み式フィルター改造でろ過強化!アクアリストの改造例を紹介!
おわりに
今回は水作エイトコアのオプションパーツ・交換ろ材などを全て紹介させていただきました。
記事を読んでいただけたら充分わかっていただけたとは思いますが、水作エイトコアのパーツ類はかなりの種類があり、いろんなニーズにこたえることができるものだとわかります。
強いて欠点を挙げるとすればカートリッジが一つしかソ着できないことくらいでしょうか。でも投げ込み式フィルターで複数のカートリッジを使えるものはほかにもありませんし、投げ込み式フィルターの限界といったところかもしれませんね。
それでも水作エイトコアはいろんなろ過をすることができるとても魅力的な投げ込み式フィルターだと思います。投げ込み式フィルターだけでも充分アクアリウムは楽しむことができますし、投げ込み式フィルターで何を使うか悩んでいる方は水作エイトコア一択といってもいいのではないでしょうか。
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