実践・検証

外掛けフィルターの生物ろ過強化!本当に強化できてる?汚れはどうする?

更新日:

 


外掛けフィルターを生物濾過強化!
でも本当に強化できてるのでしょうか?汚れが一部にたまっていませんか?
外掛けフィルターの強化とメンテナンスについて。

 
外掛けフィルターだけではもの足らず、生物濾過強化のためにリングろ材などを追加したことがある人は少なくないことでしょう。

しかしそうするとなぜか外掛けフィルターに汚れが蓄積するのを経験することもあります。

この汚れの掃除に関する質問がありましたので、今回はその質問に関する記事を書いてみたいと思います



 

質問の概要はこちら

外掛けフィルターに生物濾過ろ材を入れて生物濾過を強化しましたが、数週間経って以降から外掛けフィルターに黒い汚れが溜まってきました。(画像参照)
↓↓

引用:yahoo知恵袋

この汚れこそが生物濾過なのでしょうか。それとも洗浄して良いものなのか。

掃除するならどのように掃除をすれば良いのでしょうか。

以上が質問の概要です。
それではこの質問内容に対して私なりの回答をしていきたいと思います。

外掛けフィルターの汚れの正体

外掛けフィルターに溜まっている黒いものは「汚れ」でしかありません。汚れだけではなくコケも発生しているかもしれませんね。

もちろん汚れの中にも濾過バクテリア(生物濾過)は存在すると思いますが、汚れを溜めていてもメリットはありません(^_^;)

できるだけキレイに掃除をすることをおすすめします。
 
 
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外掛けフィルターのメンテナンス方法

それでは早速外掛けフィルターのメンテナンス方法について見ていきましょう。

メンテナンス方法は言葉だけの解説では難しいので、youtuberさんがアップしてくれている動画も参考にしてみましょう。

外掛けフィルターにもいろんな構造のものがありますが、そこまで大きな違いはないと思います。もし動画の外掛けフィルターと、あなたの構造が異なっていても何かしら得るもの・参考になるところがあるはずです。

いかがでしたか?
外掛けフィルターもある程度分解することができるので分解してブラシなどでできるだけキレイにしましょう。

ろ材のメンテナンス方法

ろ材の洗浄の基本は飼育水をバケツに汲んでその中でのすすぎ洗いです。水道水で直接洗うと濾過バクテリアが死滅するので水道水で洗うのは禁忌です。

画像のようにろ材が汚れで明らかに目詰まりしている場合はその汚れを除去します。ブラシで擦ったりしても良いでしょう。

あまり洗いすぎるとそのろ材からバクテリアはいなくなるかもしれませんが、少しバクテリアが減ったくらいでは大きな影響は出ません。

それよりもろ材の目詰まりを除去するほうが今後の濾過バクテリアの活動には効果的です。

掃除することで通水性が良くなり、酸素の供給などがスムーズになるでしょう。

質問に対する回答はここまでです。ここからは質問以外のことでアドバイスできることがあるのでそちらを紹介したいと思います。

汚れ方から読み解く

外掛けフィルターの汚れ具合を見るとろ材の上の方が極端に汚れています。このことから読み解けることをまずは考えてみましょう。

入れ込んでいるろ材が細かくしっかり詰めてあります。そのため吸い込まれた水がろ材の隙間をうまく通水できていないようです。

吸い上げられた水は敷き詰められたろ材の壁を上につたって表面・外側だけにしか主に水が流れていないため、汚れも上に積もっているのでしょう。

もしバランスよく通水しているのであれば汚れもある程度は均等に入り込むはずです。沈殿しやすい汚れがフィルターの底に溜まっていないのも通水性の悪さからだと予測できます。

つまり、生物濾過を効かせたいという気持ちが強すぎて、詰め込んだろ材が仇になっているようです。
 
 

このフィルターを有効に使うには

外掛けフィルターに多くのものを望む方が難しいものではありますが、せっかくですからできるだけ現状を活かした改善方法を考えてみました。ポイントは通水性を良くすることです。

エアレーションをかける

エアストーンを外掛けフィルターの底に入れた後にろ材を入れます。その状態でエアレーションをかけると気泡が上に上がります。

そうすることで狭いろ材の隙間でも水の動き・通水性が出るので、底のろ材に棲んでいる濾過バクテリアにも酸素供給がより多く可能になり、多くのろ材でより効果的に生物濾過を効かせることができます。

全てリングろ材に替える

画像では球状の小さなろ材が詰まっています。これでは通水性が悪いのは納得だと思います。

 
 
エアレーションに関する詳しい記事はこちらから
↓↓↓
エアレーションの方法と効果!効果的なエアレ・隠れエアレも紹介
 
 

そこでこのろ材を全部リングろ材に替えてみましょう。リングろ材なら隙間も広くなるので通水性が良く濾過バクテリアの活性化が期待できるでしょう。

下記のリングろ材は比較的小さく価格も安価ですが、私も愛用している信用できるリングろ材です。このようなものを使うことも検討してみてはいかがでしょうか。

もしくは外部フィルターのような構造のエーハイムアクアコンパクトに変えてみるというのもろ過強化にはいいと思います。

エーハイムアクアコンパクトシリーズの特徴や使い方。
 
 
 
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まとめ・コメント

ろ材の洗浄やメンテナンス方法は初めはよくわからなかったりすると思いますが、いろんな方の記事などを参考にして、たくさん試していろんな経験から自分なりの知識をつけていくのがアクアリウムの楽しさでもあると思います。

外掛けフィルターに限らず、アクアリウム用品の掃除ってちょっと大変だったりしますよね(^_^;)

でも掃除をした方が用品の性能も最大限発揮できるのでできるだけメンテナンスは心がけたいですね(^^)

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