エーハイム外部フィルタークラシックシリーズの種類と使い方・選び方
エーハイム外部フィルターのクラシックシリーズ。
クラシックシリーズは6機種のラインナップ。
外部フィルタークラシックの特徴と使い方。
エーハイムクラシックシリーズの特徴や使い方を紹介します。
ここでお伝えしたい内容は以下の通りです。
- エーハイムクラシックシリーズは6機種
- クラシックシリーズはシンプルな設計で上部
- 難しい操作がなく水をろ過するためのフィルター
- エーハイムの他シリーズに発展する前のベース設計
これらのことをこの記事で詳しく解説していきます。
エーハイムクラシックシリーズの6機種とスペック
エーハイムクラシックシリーズの外部フィルターには以下の6機種のラインナップがあり、以下のようなスペックがあります。
下記一覧表の機種名をクリックすることでその機種を詳しく解説している記事へ移ります。
(現在記事調整中:2211・2213・2215のみリンクあり)
機種 | 適合水量
適合水槽 |
濾材容量(ℓ) | 消費電力
(50Hz・60Hz) |
本体寸法(㎜)
(直径×高さ) |
2211 | 48ℓ以下
45㎝水槽以下 |
1.0 | 4w・5w | 145×290 |
2213 | 40~114ℓ
45~75㎝水槽 |
3.0 | 5w・6w | 180×354 |
2215 | 57~157ℓ
60~90㎝水槽 |
4.0 | 9w・15w | 202×358 |
2217-new | 101~345ℓ
90~150㎝水槽 |
6.0 | 24w・20w | 235×390 |
2260 | 120㎝水槽以上 | 18.0 | 65w・65w | 355×570 |
500 | 40~114ℓ
45~75㎝水槽 |
3.0 | 8w・8w | 180×351 |
6種類の中で似たような性能・スペックのものが2213と500、2215と2217で、この2機種ではどちらがいいのか混乱しやすいという特徴もあります。
クラシックシリーズの使い方
クラシックシリーズは部品が少なく構造も簡単なので、エーハイムの外部フィルターの中でもとくに使いやすい・組み立てやすい種類のフィルターです。
使い方を解説している動画がありましたので紹介します。
動画は2213のセット方法でしたが、クラシックの他機種においても基本的な使い方は変わらないので安心してください。
クラシックシリーズの特徴。どんなもの?
クラシックシリーズとはエーハイム外部フィルターの中でも、最もシンプルな構造であり、より堅牢な作りをしています。そのため昔から根強い人気と好評を得ているシリーズです。
接続やパーツの取り扱いが難しいと思う場合にはエーハイムクラシックシリーズがいいのではないでしょうか。
クラシックシリーズの濾材の入れ方
動画では粗目パッドなどの簡単なろ材のみセットされてありましたが、ろ材の入れ方は個人の好みで調節することができます。
物理ろ過を強化したければウールパットや粗目パッドなどを多く入れてもいいですね。
エーハイムでは以下の画像のようなセット方法を推奨しています。
画像は2215の濾材容量で書いてありますので、実際に入れる量は取扱説明書を参考にしてください。
使用するろ材はこれに従う必要はありませんが、エーハイムではこのように勧められています。
ろ材① 粗目物理ろ過ろ材①
まずは最下層にエーハイムメックなどのリングろ材を入れます。
リングろ材はセラミック製やガラス製がありますが、いずれも丈夫ですし中央に穴が大きくあるため、通水性を妨げずにゴミやフン・エサの残りなどをキャッチしてくれるようです。
おすすめはエーハイム純正のエーハイムメックですが、他の安価なろ材でも代用は可能です。
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グラスリングα(生物ろ過ろ材)に関する詳しい記事はこちら
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ろ材② 生物濾過ろ材①
粗目フィルターパッドなど、粗目の生物濾過ろ材をセット。
粗目物理ろ過を通過したゴミやフンなどをキャッチすることはもちろんですが、ろ過バクテリアが定着することもできます。
有害なアンモニアをより害の少ない亜硝酸へ変化させ、さらに毒性の少ない硝酸塩に分解してくれます。
ろ材③ 生物濾過ろ材②
エーハイムサブストラットプロレギュラーのように球状で多孔質なろ材を詰めます。
多孔質ろ材は表面積が広いので、それだけ多くのろ過バクテリアが定着することができ、より強力に生物濾過を効かせることができます。
ろ材④ 物理ろ過ろ材②
細目フィルターパッドのように目の細かい物理ろ過ろ材を入れます。
これまでの濾材でキャッチすることができなかった微小なゴミやフンの残りを濾し取り、水槽内に戻らないようにします。
ろ材⑤ 吸着(科学)濾過ろ材
活性炭フィルターパッド等をいれます。
吸着ろ過とは流木などからでる黄ばみ(アク)やニオイの原因となるものをろ材が吸着して水槽内に戻さないようにするものです。
水の透明度が上がったり、臭いが少なくなる効果があります。
エーハイムは活性炭フィルターパッドを勧めていますが、個人的にはブラックホールのほうが吸着力が高く水も透明になるのでブラックホールを愛用していますし、おすすめです。
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ブラックホールに関する詳しい記事はこちらから。
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エーハイム外部フィルタークラシックシリーズではこのような順番でろ材を入れることを推奨しています。
ろ材を入れる順番についてはこれ以外の考え方もありますが、エーハイムは何度も試行錯誤を繰り返してこの結果に至っていると考えます。
私たちが持論でろ材の順番を考えてセットするのも面白いと思いますが、まずはエーハイムの推奨する方法でセットしてみると間違いはないのではないでしょうか。
クラシックシリーズは他シリーズの雛形
エーハイムの外部フィルターには様々な便利な機能が付いたものが開発されています。
いずれのシリーズもこのクラシックシリーズが基本となっており、クラシックシリーズをもとにしてこれまでのシリーズが作られています。
エーハイムの外部フィルターにはクラシックシリーズが基本となった以下の種類があります。
- エコシリーズ
- プロフェッショナル4シリーズ
- プロフェッショナル3eシリーズ
こちらも各シリーズをクリックすることでそれぞれの詳しい記事へ移ります。
(現在記事調整中です。)
クラシックシリーズにセットできるおすすめのアクセサリー・パーツ
エーハイムの外部フィルターにはたくさんのアクセサリーがあります。
種類が多いのですべて挙げるときりがありませんが、とくにおすすめのアクセサリーがあります。
水流を強くするもの・弱くするもの、パイプの固定を美しく見せるものなど様々です。
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